ここで大事になるのが、GⅠ戦線である。11月1日からは丸亀、9日からは福岡、10日からは蒲郡で、GⅠ周年記念が開催される。この時期の優勝賞金1000万円はかなり大きな意味を持つので、現在4000万近辺の選手はチェックしておきたい。
まず今週は、1日から開催の丸亀GⅠ京極賞の6日間を展望していきたい。
地元の三嶌誠司、重成一人、森高一真、片岡雅裕、近江翔吾がクローズアップされるが、中でも重成は、獲得賞金順位から考えても地元周年記念は相当な意気込みで臨むはず。
10月22日現在では4724万円超で25位。グランプリ圏内18位とは、およそ500万円差だった。ボートレースダービーで優出などしていれば別だが、グランプリ圏内へ「勝負がけ」の立場でここを迎える確率は非常に高い。
地元周年記念でどこまで賞金の上積みができるか、注目していていきたい。
外来では賞金18位の平本真之、19位の原田幸哉、21位の松井繁、22位の湯川浩司も、ここはどうしても稼ぎたい状況だろう(順位は10月22日現在)。
賞金争いがヒートアップする11月。GⅠ戦線は、賞金順位をしっかり把握しながら見ていきたいところだ。