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貴乃花親方が理事になっても“相撲界の未来”は暗い

 日本相撲協会理事選が行われ、貴乃花親方が逆風のなか理事に当選した。暴行事件、大麻事件、そして横綱朝青龍の問題と、課題をあげればきりがない相撲界にとって、久しぶりに“夢のある話題”といっていいだろう。貴乃花親方には今年の大河ドラマの主人公である坂本龍馬のように“相撲界の洗濯”が期待されるが状況は厳しいという。

 スポーツ紙記者は「理事になったといっても、周りは今回の騒動で敵ばかりです。人格者との評判が高く理事長に就任した武蔵川親方でさえ貴乃花親方の出馬には不快感を示していましたからね」と話す。ただ今の貴乃花親方には世間の後押しがある。期待できるのでは? 「そもそも世間の声に耳を傾けるような体質なら、今のような不祥事の連続にはなっていないでしょうね」と笑った。

 直近の課題としては横綱朝青龍の暴行事件問題がある。前出のスポーツ紙記者は「今までは理事選のことで、親方衆も頭がいっぱいで、朝青龍の問題なんて考えている暇はなかったのが正直なところでしょう。ここで世間が納得する説明がされないと貴乃花親方が入っても何も変化がなかったと思われるでしょう。ただ朝青龍は人気が高いのも事実。アンチも含め朝青龍に期待している方も多いです。非常に難しい判断が求められるようになりますね」と解説する。

 また貴乃花親方自身の問題も今後クローズアップされることになると話すのはフリーのスポーツライター。「写真週刊誌で暴力団と同席している写真が掲載されました。出る杭は打たれるのが世の常ですからね。今後は身内から様々なリークがでるでしょう。もし、貴乃花親方のイメージが決定的に落ちるようなスキャンダルが飛び出した場合、これが相撲界の最後なのかもしれませんね」と語った。

 平成の大横綱であった貴乃花親方は、新しい風を相撲界に吹かすことができるのか、期待を込めて見守っていきたい。

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