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真性包茎は保険適用可でもなぜ仮性包茎はダメなのか?

 日本で保険診療の適用が認められているのは、“治療をしなければ日常生活に支障をきたす疾患”。真性包茎は亀頭が一切露出できないため、包皮との間の雑菌が洗い落とせず、性感染症や発がんのリスクがある。カントン包茎は包皮口が狭過ぎて、勃起するたび締め付けられ、セックスに支障をきたす。なので、保険が適用される症例として認められている。

 しかし、仮性包茎は自ら包皮をむいて亀頭を清潔にできるし、勃起時も締め付けられることもない。つまり日常生活に支障をきたすとは認定できないので、保険の適用外となる。

 見た目のコンプレックス解消のために税金は使えないということだ。

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