「リリー・フランキーの遅刻癖は昔からあったようで、放送作家をしていたころは、爆笑問題のラジオの収録現場に現れないといったことがしょっちゅうあったようです。通常ならば“クビ”になりそうなものですが、それがキャラクターということで例外的に許されていたようですね。さらに、さまざまな遅刻の言い訳も考えており、『友達が偽札作りで捕まった』なるものもあったようです」(業界関係者)
リリーといえば、『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』(扶桑社)の大ヒットなどが知られるが、遅刻癖は売れてからではなく、無名時代からのものなのだ。それはあらゆる場所で起こしているようだ。
「敬愛するミュージシャンの井上陽水と対談することになった時も遅刻してしまったそうです。そのため、本人は『尊敬する長嶋茂雄さんと会う時も遅刻してしまうのでは』とも述べていますね。2018年11月に公開された映画『銃』の舞台あいさつにも10分遅刻し、主演の村上虹郎から『スターは大遅刻』ともイジられています。2010年に『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の『テレフォンショッキング』出演時は、『遅刻しないよう都内在住でありながら、スタジオアルタ近くの新宿のビジネスホテルに前泊した』エピソードを話し、笑いを誘っていました」(前出・同)
リリー・フランキーといえば、“遅刻”といったイメージは、すでにパブリックイメージとなってしまっているようだ。