お仕事お疲れ様です。私はどちらかというとマーベルのアメコミの方が好み。それは、明るくて、カラフルで、どこかおとぼけヒーローが多いから。でも今回、私にしては珍しいDCコミックから出た作品を紹介したいと思います。
DCのイメージは、どちらかというとダークで、ジョークもシュールだったりしますが、今回の『アクアマン』は、今までのDCイメージを変えました! アメリカでも記録的ヒットをし、ストーリーも分かりやすくていい。舞台となる海底の世界も色鮮やかで、本当にこんな世界があったら一度は行ってみたいと思うほど。
そして、なんといっても注目はアクアマンのルックス。もし、スナックとかに彼がいたら、指名したくなるほどステキ! 男性諸君、このムキムキ身体を目指そう! 絶対にモテます。
そんなアクアマン役には『ジャスティス・リーグ』から引き続きジェイソン・モモアが演じます。普段から、そのルックスはアクアマンそのもの。ロン毛と髭は、私の大好物です!
さらに、皆さんの妄想タイムに美しい女性はいかがでしょう。アクアマンのことを応援する、水を自在に操る力を持つ赤毛のメラに、私も惚れました。燃えるような髪色、そして完璧なプロポーション。リアルライフだと近寄りがたいかもしれないけど、大きなスクリーンならジロジロ見つめても大丈夫。このメラを演じるアンバー・ハードは、今までジョニー・デップの彼女としてのイメージが強かったですが、泥沼劇の末にお別れして、今後は、一生懸命、お仕事するしかないですね。
この作品では、脇を固めるキャストも豪華すぎます! アトランティス帝国の若き王オームには『オペラ座の怪人』のパトリック・ウィルソン、バルコには『スパイダーマン』のウィレム・デフォー、ネレウスは『エクスペンダブルズ』のドルフ・ラングレンが演じます。さらに、アトランナ、アクアマンのお母さんはニコール・キッドマン。アクアマンはただのヒーローものではなく、強さと母を思う、切ない気持ちのバランスがよくて共感できます。
海の生物をすべて味方にするパワーを持つアクアマンですが、今回ばかりは大ピンチ! でも、この戦いが最高に楽しい。カップルで見に行くのにちょうどいい1本かもしれませんね!
画像提供元:(c)2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved“TM & (c) DC Comics”
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■アクアマン
監督/ジェームズ・ワン 出演/ジェイソン・モモア、アンバー・ハード、パトリック・ウィルソン、ウィレム・デフォー、ニコール・キッドマン、ドルフ・ラングレン 配給/ワーナー・ブラザース映画 2月8日(金)IMAX®3D/4D 全国同時公開。
■海底王国アトランティスを築いた海底人たちの王女を母に持ち、人間の血も引くアクアマン(ジェイソン・モモア)は、アーサー・カリーという名の人間として育てられた。やがて、地上を超える未知の文明をもったアトランティス帝国は、人類を征服しようと地上に侵略を始める。アトランティスの強大さを知る彼は、海を守るべきか、地上を守るべきかの選択を迫られる。
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LiLiCo:映画コメンテーター。ストックホルム出身、スウェーデン人の父と日本人の母を持つ。18歳で来日、1989年から芸能活動をスタート。TBS「大様のブランチ」「水曜プレミア」、CX「ノンストップ」などにレギュラー出演。ほかにもラジオ、トークショー、声優などマルチに活躍中。