これまでに『ヴァギナ・モノローグス』や『ア・ドールズ・ハウス』などの舞台に立ったことがあるジリアン、ロンドンのステージに復帰したいと考えてはいるが、衰弱性パニック障害という持病があり、数多くの役柄は演じられないと語った。
「もっと舞台に立ちたいとはよく思っているんだけど。良い芝居を観た後なんて特にね」「アイデア自体は少しあるけど、舞台と舞台の間を2年間は空けたいわ。それが私の出来る限界だから」 「恐怖心をどこかに置いてこないといけないわね。すごく怖くなってパニック障害に陥って、何で自分がそんなことをやっているのか、って不思議に思ってしまうの。常にパニック状態が肩越しにあって、苦境から抜け出せていないような感覚なの」
ただ、そのような恐怖心があるが、上手く行った時の感覚ほど素晴らしいものはないために、今後も挑戦していきたいともジリアンは話す。
「あんな感覚は他にはないわ。ステージに歩いて行くと、すごく感激して泣き出してしまう」「なぜだか分からないだけど、ナルシズムとかではないわ。むしろ正反対に感じるの。思い上がりって、常に押しつぶされるでしょう。私はむしろ、人が私のことをどう見ているかを心配してしまうの。っていうか、そんなこともないかもね」