同ドラマは、大手総合商社に勤めるシングルマザーの主人公が、経営企画部・部長補佐として社内の各部門が抱える問題に挑み、日々奮闘する姿を描く。
中谷演じる海原晴の元夫で、上司の役を務めるのが藤木。自身の公式ツイッターでは、同ドラマに関連したツイートも複数回投稿しドラマスタートをアピールしている。
藤木というと、大学在学中の1993年に人気雑誌『メンズノンノ』(集英社)のモデルに自薦応募。最終審査では落選したが、芸能事務所にスカウトされ95年公開の映画 『花より男子』で俳優デビューした。99年7月に『世界の果て〜the end of the world〜』でCDデビューを果たし、歌手としての才能も発揮した。
2001年放送のドラマ『ラブ・レボリューション』(フジテレビ系)で演じたテレビ局の記者役で一躍ブレイク。04年放送のドラマ『愛し君へ』(同)で女優・菅野美穂とW主演し、病に侵されるカメラマン役を演じた。役柄に合わせ減量して撮影に臨み、役者として大きな成長を遂げた。
また、2005年からパーソナリティを務める『おしゃれイズム』(日本テレビ系)では、番組テーマ曲の作曲も担当。現在も活躍の幅を広げている。
私生活では2005年12月、9年の交際を経て、大学時代に知り合った6歳年下の一般女性と結婚。06年12月に第1子、10年5月に第2子、16年6月に第3子がそれぞれ誕生し、現在は3児を育てる。
そんな藤木は2008年7月、福岡・中洲のキャバ嬢との不倫、妊娠騒動を『週刊文春』(文藝春秋)に報じられている。
記事によると、2007年の10月、藤木は全国ツアーの福岡公演の後に打ち上げを兼ねて中州のキャバクラへ出向いたという。そこで知り合った当時20代半ばのクラブホステスと意気投合し、連絡先を交換したようだ。
その翌日、藤木が滞在するホテルで肉体関係を持ち、その後も関係を重ねたと女性が激白。そして同年11月、女性は妊娠が発覚したという。女性は妊娠を藤木に報告すると、藤木は堕胎してほしいと懇願したようだ。その後、女性は数百万円を藤木から受け取り覚書も取り交わしたという。肝心の胎児だが、女性は“精神的ストレス”から流産に至った、という。
「この記事が事実であれば、藤木の子供はまだ1歳に満たない手のかかるころですね。奥様が気の毒です。女性は、藤木から大金を受領した上、同誌にネタをリークする始末。人気絶頂にある俳優のスキャンダルで、痛手を負うのは免れないと思いきや、世間は藤木が“ハメられた”のではと擁護。女性には疑惑の目が向けられました」(芸能ライター)
藤木は、ファンの信頼を取り戻すためにひとまず釈明し、やがて騒動を鎮火させたようだ。
「藤木は騒動に関し、『一方的でデタラメな記事にとても驚きショックを受けました』と記事の内容自体を完全否定するメッセージをファンクラブ会員向けに発表。そして、『法的な事は僕はよく分からないのですが、全て事務所に任せてあります』と女性側を訴える姿勢を匂わせつつも、『ただそんな中で慰められ勇気付けられたのはみんなからの温かいメール、言葉でした』とし、ファン離れを見事に乗り切ったのです」(芸能関係者)
結局、この騒動は訴訟、法的措置などには至ることはなく、藤木の仕事への支障はなかったとされた。また、家庭においても“おとがめナシ”で平穏を取り戻したようだ。
イケメンな上にイクメンとしても知られる藤木。今年7月には近所の夏祭りに一家で参加し、徹底した“子供ファースト”ぶりを見せたと『週刊女性』(主婦と生活社)に報じられている。女性との一夜は、藤木にとって唯一のスキャンダル。高くついた“火遊び”だっただろう。知性のある藤木ならよく学習したはずだ。