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前向にサプライズ離婚した三谷幸喜氏と小林聡美

 ドラマ「王様のレストラン」「警部補・古畑任三郎」などで知られる脚本家の三谷幸喜氏と妻で女優の小林聡美が離婚したことを23日、連名のファクスで発表した。

 「2人は89年にフジテレビ系のコメディードラマ『やっぱり猫が好き』の脚本家と主演女優として出会い95年に結婚。結婚16年目での突然の破局となったが、『はっきりした理由があるわけではない。考え方や価値観の小さな違いが積み重なり、それがだんだん大きくなってしまったようです』と説明している」(芸能記者)

 今年は三谷が50歳を迎える節目の年で、今日24日は小林の誕生日で誕生日前日の離婚となったが、日常生活では細かい“すれ違い”の連続だったというのだ。
 「どちらもそれなりに稼いでいたので家計は完全に別々。あと、たとえば、小林がせっかく料理をつくっても三谷氏は『見られていると恥ずかしい』と言って食べなかったりすることがあった。細かすぎる三谷氏の性格も2人の“溝”を広げるきっかけとなった」(女性誌記者)

 さらに、小林としては夫に言えないような相談を周囲から受け、相談に乗ることもあったというのだ。
 「数年前、ある有名人の親族の借金問題が世間をにぎわせたことがあった。その際、いろいろ調べているうちに、その親族が個人的に借金をした知人のリストを入手したのだが、その中に小林の名前もあり、なんと300万円も貸していた。そのことからも小林が相当稼いでいたのが分かる」(同)

 マスコミ各社に送ったファクスには2人は連名で「これからのことを話し合い、お互いへの尊敬を持ち続け、それぞれがより自分らしく生きてゆくために、別々の道を歩むことを決めました」とつづられていたが、夫婦であっても互いの道を歩んでいたようだ。

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