−−今回の映画での役どころを教えてください。
治る見込みのない患者ばかりの病院に入院している、目が見えなくなっていく女の子の役です。家族とも連絡がとれないような、さみしい思いをしているんです。
−−今回、演じたのは、20歳の役ですね。
普段は元気な私ですが、映画では、少し落ち着いた私を見ることができるかもしれません。これはレアなことだと思います(笑)。ファンの方は、「もし、(藤江が)大人になったらこうなるのかな」とイメージできるかもしれません。2年後には私も映画のような落ち着いた感じになっている予定なので(笑)。あと、撮影が終わった時に、クランクアップを記念して監督からワインを頂きました。私はまだ未成年なので、飲むことはできないのですが、20歳になった時に飲みたいなと思っています。それまで寝かせておこうと思います。
−−サスペンスホラー映画ということですが、藤江さんはホラーは好きですか?
ホラーは大好きなんですよ! 普段、ひとりでも見ています。ただ、お化け屋敷は大嫌いなんですけどね。番組の企画で5分で出てこられるお化け屋敷に挑戦したのですが、1時間かかりました(笑)。
−−ちなみに、藤江さんは病院は好きですか?
AKB48に入ってから、ほとんど風邪とかひかなくなって、病院との縁もインフルエンザの予防接種くらいですが、どちらかと言えば、好きではないですね(笑)。
−−家族とも疎遠になっている女の子を演じたということですが、藤江さんとご家族の関係は?
私は、家族とすっごく仲がいいんです。休みがあれば、みんなで外出したりしています。お兄ちゃんとも最近はすっごく仲が良くて、一緒にお買い物に出かけたりしています。今回の役がらは、家族とも連絡が取れない女の子です。もし、今の私が突然、そんな状況に置かれたら、耐えられないと思います。でも、彼女の病院の先生に接する態度が元気で前向きなんです。そんな性格は私は大好きです。
−−女優の難しさってどんなところだと思いますか?
やはり、自分と違う年齢や環境にいる人物を演じなければいけないことだと思います。逆に、そこが過去にも未来にも違う場所にも行ける気分になるので、楽しいところでもあるんですけどね。
−−AKB48で、演技がうまいと思うメンバーは?
やっぱり、(大島)優子ちゃんはすごいと思います。ダンスもスポーツも、優子ちゃんは本当にできないことがないんですよ。本当にスゴイなと思います。
−−今回の映画出演、「ぜひ見て欲しい!」というAKB48のメンバーはいますか?
一番仲がいい、はるきゃん(石田晴香・チームB)です。はるきゃんとは“旦那”“嫁”と言われてて、夫婦なんです(笑)。今回、ラブシーンとまでは言わないですけど、ちょっとイイ感じのシーンもあるので、旦那のはるきゃんには、嫉妬してもらいたいですね(笑)。
−−最後にファンの方に一言、お願いします。
今回の映画は私にとって、本当に勉強になることがたくさんあった映画でした。最初から、最後まで色々なことが起こるこの映画を、みなさんも推理しながら楽しんでもらいたいです。
『死ガ二人ヲワカツマデ…第二章 南瓜花-nananka-』は9月1日(土)からヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開。(第一章「色ノナイ青」も同時公開)
●藤江れいな
1994年2月1日生まれ
出身地 千葉県
趣味 おしゃれ研究・料理
第4回AKB48総選挙では第40位。ネクストガールズ
ショートムービー『マネキン少女』が「ItohTube」にて9月上旬まで期間限定配信中。
ItohTube http://www.itoh-c.com/itohtube/
『藤江れいな・近野莉菜のまだまだこれからッ!(3)〜アンコールエディション〜』が8月31日に発売
http://enet-dvd.com/201207513/
AKB48 27thシングル「ギンガムチェック」発売中