7日の夜、カウンシル・オブ・ファッション・オブ・アメリカ(CFDA)から今年のファッション・アイコンに選ばれたイマンは、今日のモデル達は自分がそうだったように自分達の着る物にもっと夢中になって欲しいと語った。
「私の頃は『これが気に入った? こんな風に着るの?』なんて言われたものよ」「自分らしくあれば良いのよ。それに誰も私と同じようにランウェイを歩けることなんか出来ないでしょ。だけど、誤解はしないでね、今でも素敵なモデル達はいるわよ。だけどデザイナー達と協力するっていう事を忘れているわね。そういう信頼関係で仕事をしている人達はもういない」
1992年に結婚したデヴィッド・ボウイを夫に持つイマンは、また、今回の受賞をとても喜ばしい事だと語り、ホットな若手デザイナー、アレキサンダー・ワンのデザインした衣装を着ることを「待ちきれない」と語った。ニューヨーク・タイムズ紙にイマンは「今回の受賞は驚きだったけど、自分では満足させてもらったの。アレキサンダーから私にドレスを着させてくれる、っていうオファーの為に飛行機で彼を迎えに行こうかしら」
イマンは様々な幅広いファッションのキャリアを持っており、カルバン・クライン、イヴ・サン・ローラン等の高級ブランドのモデルを務め、2007年にはホーム・ショッピング・ネットワークで自身のブランド化粧品の販売を始めている。同時にチルドレンズ・ディフェンス・ファンドやキープ・ア・チャイルド・アライブ等のチャリティー活動も率先して数多く行なっている。