セルリアンブルーのマットに、新時代到来を告げる光景が広がった。
中邑&後藤は、立ち上がりから真壁&矢野を圧倒。王者組のセコンド介入や、場外乱闘に誘い込む策略にも一切動じす完全に主導権を握った。
後藤が真壁を十八番の昇天・改で叩き付け試合を決めかけたが、GBH軍のセコンド介入ですべては御破算。さらに仲間であるはずのジャイアント・バーナード&リック・フーラーにも裏切られ、後藤が息を吹き返した真壁のキングコングニードロップで逆転負けを喫した。
試合後も勢いづくGBHから集団リンチされ屈辱の結末となったが、ここで本隊のエース、棚橋が2人を救出に入った。棚橋は「オレはいつでも力を貸すから」と2人と握手。まさかの展開に中邑は「棚橋に借りができちまった。でも真壁が勝とうが、武藤が勝とうが、次にIWGPに挑戦するのはオレ」と悔しがった。
軍団闘争の果てに手を取り合った棚橋、中邑、後藤の3人。セルリアンブルーのマットが誇る3大エースが反GBHで結束したことにより、この先どんな展開をみるのか。