先週まではアニメ映画「君の名は。」が9週連続1位を獲得。2014年に「アナと雪の女王」(最終興収255億円)が記録した10週連続1位に並ぶかが注目されたが、「デスノート」が首位に躍り出た。
全国364スクリーンで公開され、オープニング2日間で34万2000人を動員、興収4億5900万円をあげた。10年ぶりの劇場版となったが、若い層を中心に動員し30億円が見込める好スタートを切った。
「公開前日、製作委員会に入る日本テレビでこれまでの劇場版のダイジェスト版が放送された。あれを見ると劇場に足を運びたくなるので、動員に貢献したはず。主要キャストの東出昌大、池松壮亮、菅田将暉は日テレに出まくっていた。以前の劇場版には及ばない動員だが、それなりにヒットはするはず」(映画ライター)
首位を陥落したものの、「君の名は。」は2位ランクイン。
新作では世界的ヒット作「ダ・ヴィンチ・コード」(06)、「天使と悪魔」(09)に続くダン・ブラウン原作、ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演のシリーズ第3弾「インフェルノ」が、10月28日から公開され、土日2日間で19万4000人を動員、興収2億6600万円を記録し3位に初登場。
4位は劇場版シリーズの通算21作目となる「映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!」がランクイン。
6位はレニー・ゼルウィガー主演の人気ロマンティックコメディ・シリーズ第3作「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」。
3日は韓国の人気男性アイドルグループ「SUPER JUNIOR」のイェソンと佐々木希が共演したロマンティックコメディ「いきなり先生になったボクが彼女に恋をした」、5日は織田裕二の4年ぶりの主演作「ボクの妻と結婚してください。」、小林薫主演で前作がヒットした「続・深夜食堂」が公開される。
(C)大場つぐみ・小畑健/集英社 (C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS