江本氏は2人について、「2人は大金持ちです。力が落ちたらさっさと辞めなさい。どこ行って何したいのかなと思うんですよね」と指摘する。さらに、
「確かに松坂が来て中日は人気が出て、キャンプ行ってももうすごい人でね。確かに効果が大きかったけど、それはそれだけの話でね、戦力では何もならなかった。去年も6勝しただけでね、あとは全然ダメ」
とバッサリ切る。MCの大島由香里が「欲しい球団があったりするのでは?」と質問すると、
「あれば行けばいいけど、人寄せパンダみたいに使ったんじゃ(ダメ)。定員がありますからプロ野球ってのは。若い選手を出す機会を作ったほうが良いと思う」
と話す。さらに、
「松坂は十分働いたしね。野球のピッチャーって長くできないんですよ。いくら気をつけてやったところでね。かなり消耗してるんで、ゆっくり休んだほうが良いんじゃないですか? なんなら高知のファイティングドッグスの総監督なんで、金ごっそり持って来てくれたらいいですよ。持ってですよ」
と話す。どうやら江本氏は松坂については「戦力にならない」と感じている様子。一方、鳥谷については、野手ということもあってか多くを語らなかった。
この発言に、ネットからは「エモやんは好きじゃないけどこの発言は支持する。これからの若手に出場機会を与えて欲しい」「戦力にならない選手を雇用するのはおかしい」「松坂も鳥谷も一時代を築いたけど、もう力は落ちた。晩節を汚してほしくない」と支持する声が上がる。
一方で、「現役生活は個人のもの。やりたいといっている選手を止める権利は誰にもない」「客寄せになるならまだ価値はある」という反論の声もあった。
松坂については、未確認情報ながら古巣の西武ライオンズが将来的なコーチ就任を見据えて獲得するのではないかの見方がある。しかし、江本氏の言うように力が落ちている上、セ・リーグよりも打者のレベルが高いとも言われるパ・リーグで通用するとは思えず、「客寄せ」感は否めない。一方、鳥谷については、元チームメイトの今岡誠(現登録名・真訪)二軍監督が在籍し、鈴木大地がFAで他球団へ移籍する可能性が高いロッテが有力と言われるが、こちらも噂レベルである。
力が落ちれば、誰であろうと去らなければいけないのがプロ野球の世界。江本氏の発言は、核心を突いている部分もあるがハッキリした物言いに反発を覚えるファンもいるようだ。