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大みそか 日本格闘界の大連立の今後は?

 「大連立」の旗印の下、東西で熱戦が繰り広げられた昨年大みそかの格闘技イベント。果たして今後の行方は。
 「Dynamite!!」の最大の注目カードとなった桜庭和志VS船木誠勝は、桜庭がアームロックで一本勝ち。7年ぶりの現役復帰となった船木を桜庭が返り打ちにした。
 一方、旧PRIDEスタッフによって行われた「やれんのか!大晦日!2007」では大連立の象徴とも言うべき、2大注目カードが行われた。
 エメリヤーエンコ・ヒョードルVSチェ・ホンマンは、ヒョードルが体格差をものもせず、1Rにガードポジションから腕ひしぎ逆十字を極めて貫禄勝ちを収めた。

 また、PRIDEウエルター級GP覇者の三崎和雄vsHERO'Sライトヘビー級トーナメント覇者の秋山成勲による王者対決は、三崎が1Rに左フックをたたき込んでダウンを奪うと、起き上がり際の秋山の顔面に蹴りをぶち込んでKO。秋山を鼻骨骨折で病院送りにした。三崎は「今年もこのリングで大暴れしたいと思う」と熱い思いのたけをぶちまけた。
 「けじめのイベント」として開催された「やれんのか!」だったが、イベント終了時のオーロラビジョンと、新年のカウントダウンで割られたくす玉からは「桜の咲くころ、夢の続きを…」「今年もやれんのか!」の文字。早くも次開催を予感させた。実際、スタッフの一人はオフィシャルサイトのブログ上で「再び、桜の花の咲く頃にお会いできるよう、頑張ります」とコメント。次開催に向けた動きは確実にある。
 「やれんのか!」をサポートした、ヒョードル擁するM-1グローバルは5月にも日本で旗揚げと言われており、旧PRIDE勢との“合体”がウワサされる。また、3月旗揚げの「戦極」との絡みも目が離せない。昨年大みそかの大連立を契機に動き出した日本格闘技界。「桜の咲くころ」には大きな波が押し寄せることになりそうだ。

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