オフィシャルサイトでは「ASKAの急性咽頭炎及び発熱のため、急遽延期させていただく事となりました」と経緯説明がなされている。さらに、9日にも東京で公演を控えているが、こちらは8日の18時までに最終決定が出る模様だ。
喉が使えないとなれば、歌手にとっては致命的と言える、ネット上では「そもそも、本番に向けて体調調整するのがプロなんじゃないの」「また今回もかと思ってしまう」といった声が聞かれる。こうした指摘の通り、ASKAのドタキャン歴は今回ばかりではない。
ASKAは、2013年1月にCHAGE and ASKA(チャゲアス)の活動を再開させるも、8月下旬に予定していた復活コンサートの直前に「一過性脳虚血症の疑い」と診断され、延期が発表されるが、後に12月に完全中止が発表される。そして、翌2014年5月に覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕される。ドタキャン後に逮捕があったのだ。その後、覚せい剤使用容疑でも再逮捕され、懲役3年執行猶予4年の有罪判決が下される。これにより、チャゲアスは実質的な解散に至り、ASKAはソロ活動を開始する。
その矢先、2016年にも覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕されるも、嫌疑不十分で不起訴となる。その後、2017年から自主レーベルを立ち上げるなど精力的に活動していた。ただ、ASKAは2016年の逮捕以降、3回のコンサートツアーを行っているが、ファンによれば「前回の大阪公演はクレームレベルのコンディションだったから直前になって怖気付いた?」「声のガラガラ度合いが激しい。ついでに席もガラガラ」「どんどん劣化している」といった指摘が相次いだ。
ネット上の声を見ると、いまだ熱心なファンも多いが、本番当日のドタキャンに呆れた感情を抱いた人もいた。心待ちにしているファンのためにも体調管理はしっかりしてほしいものだ。
記事内の引用について
ASKAのオフィシャルサイトより https://www.fellows.tokyo