各紙によると、香取は本番前の午後10時過ぎ、東京・六本木の同局内に車で入ると、警備員と関係者が待機する中、スロープを歩き同局前に集結したファンの前に姿を見せたという。
ファンまでの距離は約5メートル。そのため大歓声が上がるとスーツにネクタイ姿の香取は両手を振って対応。「『SmaSTATION!!』今夜も頑張ります! みなさん、すぐ家に帰ってスマステを見てください」と笑顔であいさつ。感激のあまり、涙を流す女性もいたというのだ。
番組のオープニングで香取は、「2017年9月9日。それではオープニングで香取は『SmaSTATION!!』生放送スタートです」と力強くあいさつ。同局の大下容子アナウンサーと通常通り進行し、23日が最終回に決まったことには触れなかった。
同番組の放送作家を務める鈴木おさむ氏が10日、ブログを更新し香取の“神対応”の舞台裏を明かした。
鈴木氏によると、スタッフが玄関にいるファンのことを香取に伝えると、本人から「その人たちに一言言いたいと」と申し出があったという。鈴木氏は「本番終わりまでみんながいたら、その子達の親も心配したりいろいろ気遣って、一言言うと決めたんだと思います」と心境を推察した。
「ジャニーズを離れ、今後は弁護士事務所が窓口になるというが、ある程度自由に発言できることを本人が一番自覚している。そこで思い立ったのがこれまでできなかったファンサービスだったのでは」(芸能記者)
残る16日、そして23日の最終回も香取の“神対応”を期待したファンが同局前に集結しそうだ。