ロシア
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芸能ニュース 2023年09月23日 07時00分
ロシア出身の小原ブラス、現在はメディアでのロシア情勢の取材を制限 その理由は......?
ロシア出身で、タレント、コメンテーターとして活動する小原ブラスが21日、東京・代々木公園で「国際平和デー(通称ピースデー)」にちなんで開催された野外フェスティバル「ピースデー2023@代々木公園」(一般財団法人PEACE DAY主催)に出演し、トークショーを行った。 >>全ての画像を見る<< ピロシキーズなどYouTubeでの活動が注目を集めていた小原はロシアとウクライナの戦争を機に、テレビなどで自身の政治的見解を大々的に話すようになった。ロシア生まれでありながらロシアを批判する姿勢も話題になったが、「あれは侵攻が始まった当日にYouTubeに自分の思いをアップしたら反響があって、その後メディアの方に声を掛けられるようになって出だしたんです」と振り返る。 小原は「その時点では、すごく発信したい意思を持って話していたわけではなくて、朝からSNSでじゃんじゃん『ブラスはどう思ってるんだ』って来るので、他のロシア人も同じだろうなって、ロシア人だからみんなあの侵攻を肯定する立場ではないというのを僕が発信しておかないと、どうなるんやろって考えた時に、自分が声を上げると他のロシア人も声を上げやすくなるんじゃないかって思ったんです」と声を上げた動機を説明する。 同じロシア人からは「裏切り者」と言われることもあったと言い、「西側諸国からはプロパガンダとされていることではあるんですけど、彼らからするとドンバスで今までどれくらいの人が殺されてきたんだっていうのがあるんです。ドンバスで亡くなった人に対してどう思っているんだって。でも、それ以外の人からは『必ずしも目の前の人全てが国を背負っているわけではない』というのをわかってもらえて、あれで少しは世論が優しくなった気がすると肯定的な意見ももらえた」と声を上げた成果を述べる。 中には「お金のためにやっている」と批判して来る人もいたと言うが、「何を言っても、どこかしらから批判が来る世の中だなというのを一年くらい掛けて気付けた」とも話す小原は、現在は逆にロシア問題に関して、言論をメディアで話すことを控えているとも明かす。「今、実はそんなに取材を受けていないです。距離を取ってるのかな。自分が思ってることとか本心で感じてることは言ってはいけないこともあるんです。僕は実際の現場を見ていないし、日本から発信しているから、侵攻を批判しなければという心情はあるけど、他の細かい状況に関しては見てないし、わからない。それを無理に言って、大げさに脚色されて発信されるというのは僕は違うと思うようになった」としみじみと話す。 小原は「最初はメディアに出て言わないと勘違いされるって頑張っていたけど、今はそのタイミングは過ぎたと思っています。わからんことは無責任に発信したらあかんなって。間違った情報だったりすると、それで傷つく人も出るんです。それって怖いことでしょ」と述べ、「ロシアの人と話した時に『なんで戦争するんやろ』って聞いたら、『未来の平和のために戦わざるを得ない』っていう人がいたんです。第二次大戦後は(抑止として)核兵器に平和を頼ってきた現実もあるんです。核兵器がなくなったら戦争をする国がたくさん出て来るかもしれない。 平和を追い求めれば求めるほど戦争につながってしまう。平和は綺麗ごとや完全なものを追い求めすぎると戦わなくならないといけないということを、一人一人が認識しないといけない」とも呼び掛けていた。(取材・文:名鹿祥史)
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社会 2023年09月20日 18時01分
「おぐらが斬る!」中立国インドのロシア離れがはじまっている
いまや人口世界一、米国や中国に次ぐ大国となったインドが、世界秩序の鍵を握るとも言われるようになってきた。インドは年齢の中央値が28歳と、とても若く活力のある国だ。(日本人の年齢中央値は48.8歳、米国38.9歳、中国は38.5歳)今年はインドの無人月面探査機が、月の南極に着陸に成功、技術力の高さも非常に際立ち、G20のホスト国になるなど国際的に注目を集めた。またGDPでは英国を抜いて世界5位と急成長だ。西側と中露が対立するなか、核保有国でもある中立国インドの影響力は、とても大きい。さて、ウクライナ戦争において、インドはこれまで中立的な立場で、ロシアにも西側にもつかない姿勢を示してきた。ただし軍事的にはインドはロシアに依存してきた歴史がある。2000年から2020年にかけてインドが外国から輸入した兵器のうち66.5%がロシア製なのだ。ところがウクライナ戦争がはじまってからおかしくなってきた。ロシアは、兵器を他国に輸出するような余裕がなくなってきたのだ。インドは中立的で実利的な国家である。ロシアの兵器が手に入りづらいなら、西側の兵器にするまでだと考えているようだ。そして今年の6月に米国と戦闘機の共同生産を合意。フランスからは戦闘機の購入と脱ロシア化が始まった。兵器などの共同生産や共同開発、戦闘機の購入というのは、メンテナンスも含めて軍事機密を共有することにもなるので、軍事同盟に限りなく近くなるということでもある。また昨年には初の国産空母を就役させ世界有数の海軍大国の仲間入りも果たした。さて、いまや米中に次ぐインドは日本をどう見ているのだろう? 現役のインド外務大臣で、駐日大使館次席公使、駐中国大使、駐米大使などの経験もあるジャイシャンカル氏が書いた『インド外交の流儀』(笠井亮平訳:白水社刊)によると「日本との協力が経済面、安全保障面においても絶大なポテンシャルを持っていることは、インド政府では広く認識されている」「インドの政治の中で印日関係は超党派的な支持を得てきたという点で、日本はユニークな存在」【印日関係は超党派的な支持を得てきた】ということは、与党も野党も関係なく日本に好意的ということだ。インド人が日本に好意的なのは歴史的背景がある。まず日露戦争でアジア人として初めて白人国家に勝利したのを、インドの人々は「アジア国家の幕開け」と感じ、太平洋戦争中では、インドの独立に間接的に手を貸したため、今でも好意的なのだ。英国の首相はいまインド系のスナク氏であり、アメリカの副大統領のカマラ・ハリス氏もインド系だ。GDPでは、2030年に日本を抜いて世界3位になると予想されているインドから、我々は目が離せない。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年09月15日 18時01分
「おぐらが斬る!」プーチンと金正恩4年半ぶりの首脳会談 一人笑うは金正恩だけか
北朝鮮の金正恩総書記がロシアのボストーチヌイ宇宙基地に列車で訪れた。北朝鮮の線路は、老朽化が激しく平均時速は30~50㎞しか出せず、総移動距離は約2700㎞でおよそ3日かけての長旅であったようだ。なぜ金正恩は1日でいける飛行機ではなく、不便な列車にしたのかというと、暗殺を怖れてのことだという。特別列車「太陽号」は分厚い鉄板で覆われており、会議室、寝室、食堂などがそろっているが、防弾装備のため、車体が重くなりすぎ脱線などを防ぐために、スピードが出せないそうだ。金正恩は専用の飛行機を2機持っているが、かなり古く墜落の危険があるため、列車の方が安全と考えているようだ。もしこれが本当ならミサイルを撃っている場合じゃないだろうと思うのだが・・・ボストーチヌイ宇宙基地で待ち受けるのはプーチン大統領である。ウクライナ侵攻以来、何もかもうまくいかないプーチンはだいぶ変わった。他国の首脳と会談するときは、ウクライナ侵攻前だと、ほぼほぼ遅刻をして数時間待たせるのが当たり前だったのが、いまはもうそんなことはしない。ウクライナ戦争を有利に運ぶために、他国の首脳より早くついて満面の笑みで、出迎えるようになった。今回も同様だ。プーチンは金正恩に、宇宙技術や軍事技術の協力を申し入れたらしい。北朝鮮は5月と8月に軍事偵察衛星の打ち上げに失敗している。金正恩としては、ロシアの技術協力はぜひ欲しいところだ。プーチンは北朝鮮の宇宙パイロットをロシアで訓練させるとも言っているらしい。またウクライナ侵攻がうまくいかないロシアは、慢性的に兵士が足りない。これがどういうことかというと、ロシア本土の労働者が兵隊に取られて足りなくなっているというのだ。おそらく今回の会談で、北朝鮮の兵士を戦場ではなく、ロシア本土の労働者として大量に送る約束をしたのではないだろうか? ただロシアとしては北朝鮮兵を兵士として使いたいに違いない。ロシア人の動員された兵士は訓練も足りず士気も低い。ロシア軍は、一般人の3倍の給料で募集をしているが、あまり集まらないらしい。またロシアはいま24時間体制で兵器を作っているが、それでも足りないのが現状で、一方、北朝鮮には旧ソ連製の兵器の大量の在庫がある。これもロシアとしては喉から手が出るほど欲しいのだ。北朝鮮がロシアに武器を渡すことは、国連安保理決議に違反するのだが、もう両国とも国際的な制裁をさんざん受けているのだ。何をいまさらという感じだろう。金正恩はプーチンに兵士や武器を提供することで、ロシアの技術、外貨、食糧、エネルギーなどを得ることができ、兵士は実戦を知り確実に強くなる。またこれまで、プーチンから「格下」扱いをされていたのが、今回は対等以上の扱いを受けている。今回の会談は、結局北朝鮮の一人勝ちで金正恩は、笑いが止まらないのではないだろうか。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年09月01日 19時01分
「おぐらが斬る!」ロシア軍に誘拐されたウクライナの子ども達はどうなるのか
人類が農耕を発明し文明を興してきた中で、もっとも愚かな発明は「戦争」であったかもしれない。最初は農地の“土地争い”であったろう。この“土地争い”はその後延々と続き、いまのウクライナ戦争も土地争いだ。戦争で被害を受けるのは罪なき庶民だが、とりわけ子どもは最大の被害者だ。ロシアがウクライナに侵攻を開始して、これまでおよそ2万人のウクライナ人の子どもが、ロシア軍に誘拐されている。誘拐が行われている主な場所は、すでにロシア軍によって実効支配されている東部や南部が中心だ。そのやり方の一例として、学校にロシア兵が乗り込んで来て「これから全員学校を出て避難をする」と命令し、強制的に連れ去るなどという方法。あるいはロシアが実効支配するクリミア半島にある保養地に、サマーキャンプと称して子どもを無料で招待する。日々爆撃にさらされている親は、子どもの安全を考えてそのサマーキャンプに参加させると、そのまま帰ってこられなくなる。ウクライナの人権団体『セーブ・ウクライナ』の協力によって無事帰還できた子ども達の話によると、誘拐されると施設に送られ、ロシア語やロシアの歴史について学ばされ「お前たちは親から捨てられた」と、親やウクライナへの憎しみを持たせるようにする。さらに「ロシアへの愛国教育」を受ける。ある施設では小銃の取り扱いなど軍事訓練を行っているところもあるという。ロシア側の表向きの目的は「戦地からの保護」だが、本当の目的は子ども達を「ロシア化」することだ。軍事訓練をしているのは、やがて現在大量に消費しているロシア兵として採用するためなのは明らかだ。ここにロシアの計画が透けてみえる。ウクライナの子どもを連れ去り洗脳し、ロシア兵として母国ウクライナに攻め込ませる。ぞっとするような戦争犯罪だ。他にも子のないロシア人の養子となる場合もあり、プーチンはいまも誘拐した子どもを養子にすることを奨励している。親が連れ去られた子どもを取り戻したいと思っても、現在戦争中でウクライナの18~60歳の男性は徴兵対象で出国禁止だ。子どもを取り戻す活動は、母親や祖母など女性が中心とならざるを得ない。しかしいくら人権団体などが支援をしていても、誘拐された子どもを奪還できたのは、ほんの一部だけで戦争中の敵国に入国するだけでも困難だ。もし子どもの名まえを変えられていたら、発見するのはほぼ不可能だという。国際刑事裁判所(ICC)は、プーチン大統領に、子ども連れ去り容疑で逮捕状を発行した。ICCは現在123の国と地域が加盟しているが、ロシアは非加盟だ。これでプーチンはロシアから123のICC加盟国に出ることができなくなった。それにしても、子どもは戦争の道具ではない。ロシアは子どもの誘拐を即時やめ、誘拐した子どもを1日でも早く親元に返すべきだ。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年08月29日 17時00分
玉川徹氏、「ロシアでは玉川さん危ない」専門家から言われ動揺、言葉続かず
29日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、レギュラーコメンテーターの玉川徹氏が、軍事専門家からの一言に動揺する一幕があった。 この日紹介された話題は、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジンが搭乗していたと見られる飛行機が墜落され、死亡したというニュース。アメリカの分析では「プーチン大統領が撃墜を命じたのはほぼ間違いないだろう」と、暗殺ではないかという見立てをしている。 ワグネルは、ロシアのウクライナ侵攻で多くの戦闘員を送り込み存在感を高めた一方、国防省の方針などに不満を募らせ、6月には武装反乱を起こしていた。 >>玉川徹氏、処理水を「汚染水」と連呼し「風評被害広げてる」指摘相次ぐ<< プーチン大統領は、ワグネルの反乱5日後にプリゴジン氏と対面。その会談で、ワグネルのトップの交代などを打診したが、プリゴジン氏が納得せず帰りに激怒。これが決定的な亀裂に繋がったのではという指摘もある。 これについて、玉川氏は「結果としては意にそぐわないと殺されるということですよね」と論じ、「自由主義の日本から見ると本当に恐ろしいなと思いますよね」と私見。 続けて、「法治主義であれば法で裁かれなければいけないわけですよ。ところが、法の外で殺されてしまうことを見ると、権威主義の国というのは、自由主義から見ると、なんと恐ろしいのかと」と述べ、さらに「僕なんかこんな国にいたら一発で暗殺ですよね」と話していた。 この日は、軍事評論家でロシアの軍事・安全保障政策を専門とする小泉悠氏がいた。司会の羽鳥慎一アナウンサーから「どうですか、小泉さんその部分」と、玉川氏のコメントについての感想を求められた同氏は「ロシアでは正直、玉川さん危ないだろうなと…」とズバリ。 冗談半分で言ったつもりが、専門家からもズバリ指摘された玉川氏は「ほらね!」と言った後、続けて同じ「ほら…」と言おうとするも、言葉が出ず動揺していた。 ネットでは「テレ朝の秘密でも握ってるの?」「日本人で良かったねえ」「こういうこと言えるのが玉川」「貴方みたいな小物は誰も相手にしません」といった声が見られた。
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社会 2023年08月25日 18時37分
「おぐらが斬る!」プリゴジン暗殺⁉ 人気者の反乱指導者は大空に散る
ロシアのウクライナ侵攻から1年半、民間軍事会社ワグネルの反乱からちょうど2カ月、そのワグネルの創設者でトリックスターであったプリゴジンが暗殺された。プリゴジンのプライベートジェットが墜落したのだ。ワグネルの共同創始者のウトキンやワグネルのナンバー3も同乗していたという。もちろん「プリゴジンは生きている」という噂もある。プリゴジンは2019年と2022年に「飛行機事故で死亡した」と報じられたことがあったが、それはニセ情報であり、今回もニセ情報ではないかというのだ。だがこの項では殺されたという説を採用して話を進める。ではまず誰になぜ殺されたのか? 誰もが思い浮かべるのはプーチンの顔だろう。プリゴジンは『ワグネルの反乱』を起こしている。反乱のワグネル軍はモスクワ手前で止まり、ベラルーシのルカシェンコ大統領が間に入る形でおさまった。そのときからプリゴジンはいつかプーチンに殺されるだろうと言われてきた。なぜいまプリゴジンは殺されたのだろう? ワグネルは軍隊だけではなくいろいろな事業をアフリカで繰り広げていて、資産も莫大にある。2カ月かけてそのすべてをロシア政府が吸収する準備が終わったからという説がある。そして見せしめのために殺された。さらに言えば、プリゴジンは数日前にアフリカと思われる場所で、反乱後初めてビデオパフォーマンスをやった。その内容は「すべての大陸でロシアをより偉大にする。アフリカをより自由にする」といったものであった。プリゴジンは、その個性的な容ぼうと、ショイグ国防相などに対して歯に衣着せぬ物言いで批判する発言で、ロシア国民に大変な人気があった。一種のカリスマ性がある人物だったのだ。その人気は、死の報道直後からワグネルの本部近くで、市民が集まりプリゴジンを追悼する花やろうそくが並んだことでもわかる。プーチンという独裁者にとって、自分以外のカリスマは不愉快であったことだろう。プーチンとプリゴジンは、一応和解をしたが、和解の条件に「目立ったことはするな」というものがあったのかも知れない。プーチンにとって、プリゴジンはもう用済みの存在だ。プリゴジンの乗った飛行機は、田舎の上空にしては、数カ所から墜落の映像が取られている。公的メディアや公的機関の報道も早かった。プーチンにとって一度反乱を起こし、それでも人気者のプリゴジンは、いま始末しておいた方がいいという判断だったのだろう。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年08月24日 11時45分
橋下徹氏、プリゴジン氏死亡情報に「都構想で負けても元気にやれてる」自身と比較し疑問の声相次ぐ
24日、元大阪府知事・大阪市長で弁護士の橋下徹氏が自身の公式X(旧ツイッター)アカウントに投稿。実現しなかった「大阪都構想」を振り返った。 橋下氏は、ニュースサイト『朝日新聞デジタル』の記事を引用リポストする形で投稿。記事では、23日、ロシアの民間軍事会社ワグネル創設者エフゲニー・プリゴジン氏が搭乗したとされる所有機が墜落したことを報道。プリゴジン氏は6月23日に反乱を宣言しており、プーチン政権から「粛清」されたのではとの見方もある。事故の詳細は不明としつつも、記事ではプリゴジン氏の死亡は確定的と伝えている。 >>橋下徹氏、マイナカード「全国民に出生時に配布すべき」主張が物議「写真は?」の指摘も<< これを受けて橋下氏は、「権力闘争で負けたとしても命までは奪われない民主国家日本はありがたい。都構想で負けても、元気にやれてるからね。」と投稿。橋下氏は、2011年に大阪都構想の実現を目的として大阪府知事を辞任、大阪市長に当選している。主に、大阪府と大阪市の行政制度を、東京都が採用している都区制度に変更するという構想が、大阪都構想と呼ばれている。 橋下氏は2015年5月にその賛否を問い、大阪市で住民投票を行うも結果は否決。同年12月には大阪市長の任期満了、政界を引退している。ロシアにおける“権力闘争”と、自身の経験を重ねた投稿と思われるが、橋下氏にとって命がけの戦いだったことを表しているようだ。 これにSNSには「比較対象がおかしい」「クーデター起こした人物と都構想を対比する意味がわからない」「都構想とロシアの権力闘争が同じ次元か? 理解出来ない」と、疑問の声が上がっていた。記事内の引用について橋下徹の公式Xアカウントよりhttps://twitter.com/hashimoto_lo
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社会 2023年08月19日 19時03分
「おぐらが斬る!」徴兵逃れ、ワイロ、西側諸国の支援疲れ、戦争が続くのはゼレンスキーのわがままか
日本は西側陣営に属しているので、日本のメディアは「悪いロシア、正義のウクライナ」といった情報しか入ってこない。だがハンガリーのメディアなどは「1939年のソ連がフィンランドを侵攻した「冬戦争」では、フィンランドは10%もの自分の領土をソ連に、明け渡すことで平和と独立を勝ち取った。ウクライナも、いま侵攻され支配されている領土を、ロシアに明け渡すことで、平和と独立を勝ち取るべきだ」という意見が出ている。これはハンガリー以外のNATO加盟国にも「ゼレンスキーは領土を諦めるべきだ」という意見が少なからず出てきている。当たり前だ。西側諸国の中には「(ロシアだけではなく)ウクライナのせいで」物価が上がり、日々の暮らしが大変になっている人たちがたくさん出てきているのが事実。そもそも元々コメディアン上がりで政治、特に内政には素人であったゼレンスキーの支持率がどんどん下がってきたため、ゼレンスキーが「クリミアはウクライナの領土だ。取り返さなければいけない」とかいって、ロシアをずっと挑発してきたのだ。またいまロシアに侵攻され実効支配されている東部地域は、侵攻以前から反ロシア派と親ロシア派の武装勢力で内戦状態にあった地域だ。言ってみれば「ロシアに侵攻させるスキを作ったのは、ゼレンスキーじゃないか」という見方をする西側諸国の人たちは少なくない。だからといってロシアの侵攻を許すわけにはいかず支援をしているが、それもそろそろ疲れてきた。いくらウクライナを支援しても、ウクライナは戦争前から世界トップクラスの「汚職大国」で、いまでも支援物資や支援のための資金が横流しされたり、横領されたりしているのだ。ついこの前の8月11日も、ゼレンスキー大統領がウクライナ保安庁の捜査の結果、全国の徴兵担当者33人を112件の罪状で訴追したと明らかにしたばかりだ。なんでも徴兵担当者は、対象者から現金や暗号資産を受け取り、徴兵逃れを行っていたという。今年1月には11人もの政府高官が、汚職のため辞任もしくは更迭されている。だが、これらは氷山の一角に過ぎない。そんな国であるから、徴兵の召喚状が来ても、医者にワイロを渡して病人や障がい者の証明書を出してもらうなどといったことが後を絶たない。しかしゼレンスキーは「もっと金と兵器をくれ」「クリミアを奪還するまで戦争はやめない」と言ってやまない。自分の政治生命がかかっているからだ。こんな自分の国もちゃんと治められない大統領や、いくら支援をしてもワイロで消費されるような国に、いつまで味方して、我々は物価高に苦しまないといけないんだという西側諸国の大衆が増えてきた。みなさんはどうお考えだろうか?プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年08月10日 19時35分
「おぐらが斬る!」ウクライナ戦争 ドローンが戦い方を変えた
昨年2022年2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻してきたとき、戦車や歩兵といった何とも20世紀型の戦争をやっているなと思ったものだ。当初数ロシアの攻撃からウクライナを守ったのは、米国製の対戦車ミサイル『ジャベリン』などの携帯型ハイテク兵器たちだ。それが少しずつドローン(無人機)が活躍しはじめ、ついにはウクライナ軍が無人艇、つまり海上ドローンでの攻撃まで試みるようになった。まだウクライナの正規軍のものかどうかわかっていないが、モスクワで再三繰り返されているテロ攻撃もドローンだ。ロシア侵攻前には、ドローンがこれほど使えるとは、ほとんどの人は考えていなかっただろう。いまや戦場でドローンは欠かせないものになっている。それがいまや海上でも使われるようになった。ウクライナ戦争でドローンが戦争の姿を変えたのだ。そもそもなぜドローン兵器が開発されたかというと、戦場で兵士の犠牲を少なくするためだ。民主主義国家の場合、兵の犠牲者が増えると世論が戦争反対に動く。これを防ぐためだという。それに安く作れる。安価な自爆型ドローンが戦車を破壊してしまうのだ。今年の3月末、ウクライナは世界初の「ドローン専門部隊」を結成すると発表。約720億円をドローンの調達にあてる計画で、兵員の損失を抑え、数で圧倒するロシアに対抗する予定であるという。さらに、ロシアのドローン攻撃をドローンで防ぐ技術を開発中で、これは官民協力して行っており、6月には新たなドローンを発表した3つのチームに、合計4億2000万円を贈呈したと発表。ウクライナはいま、国産の軍事ドローンを量産しようとしている。この官民一体の開発プロジェクトの中心人物は、民間出身のフェドロ副首相兼デジタル大臣である。フェドロ副首相は弱冠32歳だ。この人物は有能で、どこかの国のデジタル大臣とはちょっと違うらしい。フェドロ氏はウクライナ史上最年少の閣僚で、侵攻後は「ドローン調達計画」を監督。いわゆる「技術オタク」のような人なども集め。多くの中小企業を参入させ、作業場所を分散することで、ミサイル攻撃を受けても大規模な被害を受けないようにしているという。いまウクライナ軍もロシア軍も、まず上空にいるドローンを叩かないと、前に進めないほどドローンは重要な兵器になった。いまやドローンは偵察や攻撃だけでなく、上空から傷ついた兵士を探し出し、水や薬を落とすといった人命救助にまで使われている。またドローンが戦争などに非常に有効であるとわかったいま、世界中のテロリストがドローンを使ってテロ行為を行うようになるに違いない。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年07月19日 22時01分
「おぐらが斬る!」ロシアはまた崩壊するか? ロシアはまた分裂するかもしれない
いつ終わるとも知れないウクライナ戦争も、いつか終わる日が来る。その後、ロシアはどうなるのだろう?プーチンはウクライナとの戦争をあきらめる様子はない。6月からはじまったウクライナ反転攻勢は、成果を出していない。ニューズウィークによると、この1カ月で支配地域を広めたのはロシア側だという。それでも欧米の戦争研究者たちは、長期的に見れば、ロシアは勝てないというのが共通認識だ。経済制裁で、原油や天然ガスは安値で買い叩かれ、経済成長の基盤である労働者は、300~400万人が海外に逃げている。親ロシアだと言われていたトルコやインドは、ロシア離れを起こしている。頼れるのは中国だけだ。その中国も、去年の9月には原油や天然ガスを「半分はルーブルで買ってやるが、半分は人民元だ」と人民元の決済を求めてきた。ロシアの中国依存は増え、おそらくいまでは取引のほとんどを人民元で決済しているようだ。ロシアとしてはこれに逆らえない。ウクライナ戦争後、ロシアは中国のゆるい支配下に入るのではという研究者もいる。ロシア連邦という国は、21の共和国と195の民族からなっている。彼らは言語も宗教も違う。だからこそ1991年にソビエト連邦が崩壊したとき、ロシア民族の支配から逃れ、15か国もの共和国が独立したのだ。さらにいまウクライナに徴兵されて戦っているロシア民族は少なく、多くが各共和国に住むイスラム教徒や少数民族が、動員され戦い戦死しているのだ。表にはあまり出てこないが、各共和国はかなりの不満を持っているという。もしロシアがウクライナ戦争に敗れた場合、キーウの『ポストロシア自由民族フォーラム』の見解では、敗戦後ロシアは41もの国に分裂する可能性があるという。さすがに41もの国に分裂なんてことはないと思うが、万が一分裂したら、イスラム教徒が多い共和国は、トルコに近づいていくに違いない。地下資源の豊富な共和国が独立したら、ロシアは大きな資金源を失うことになる。そして地下資源のある国に、中国が接近して行くだろう。中国にしてみれば、ロシアは西側の緩衝国であってくれればいいので、辺境の共和国が独立しても、民主主義国家にならなければそれでいい。来年3月にロシアの大統領選がある。プーチンの求心力は落ちているが、プーチンは当選し、このままウクライナの戦争を続けるつもりだろう。しかし長期化すればするほど、ロシア連邦の各共和国はクレムリンへの反感が強くなる。もしソ連崩壊のキッカケになった軍部のクーデターが、再び起こったらロシアはまた崩壊の可能性は大いにある。クーデターは戦争が終わる前に勃発し、それで戦争が終わりロシア再崩壊になるかも知れない。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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ロシア出身の小原ブラス、現在はメディアでのロシア情勢の取材を制限 その理由は......?
2023年09月23日 07時00分
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「おぐらが斬る!」中立国インドのロシア離れがはじまっている
2023年09月20日 18時01分
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2023年09月15日 18時01分
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2023年09月01日 19時01分
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玉川徹氏、「ロシアでは玉川さん危ない」専門家から言われ動揺、言葉続かず
2023年08月29日 17時00分
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2023年08月25日 18時37分
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2023年08月24日 11時45分
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2023年08月19日 19時03分
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2023年08月10日 19時35分
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「おぐらが斬る!」ロシアはまた崩壊するか? ロシアはまた分裂するかもしれない
2023年07月19日 22時01分
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「おぐらが斬る!」完全に打倒か、どこかで妥協か、戦争の終わらせ方
2023年07月03日 22時01分
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「おぐらが斬る!」ワグネルの狙いは核兵器の奪取? プーチンのプライドはズタズタ
2023年06月28日 22時01分
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「おぐらが斬る!」ワグネルのモスクワ進軍の理由と、世界に恥をさらしたプーチン
2023年06月26日 22時00分
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ロシア出身YouTuber「日本に見捨てられた」帰化認められず落胆 嘆願書くれたファンにも謝罪
2023年06月15日 17時00分
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社会
立憲原口議員「世界人口の半分以上がロシア支持」に賛同し物議 「国の恥」ナザレンコ氏呆れ
2023年06月14日 12時50分
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社会
「おぐらが斬る!」ウクライナ・ダム決壊でクリミア半島の戦況が変わる
2023年06月11日 21時01分
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その他
「おぐらが斬る!」戦場での殺人は平気なのか いまも兵士は心を傷つけながら戦っている
2023年06月10日 22時01分
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社会
67歳女、相続のため我が子の殺害計画 殺し屋が通報、おとり捜査で逮捕される
2023年06月10日 06時00分
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社会
「おぐらが斬る!」ウクライナダム破壊、やったのは誰か? それとも・・・
2023年06月07日 21時59分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分