スポーツ
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スポーツ 2023年05月25日 17時30分
DeNA・石田、直近6試合は防御率1.70! ローテで輝く貴重な左腕の安定感
昨年の2位からのステップアップを狙う今シーズン、栄えある開幕投手に指名されたのは大卒9年目の石田健大だった。 その開幕戦こそ期待に応えることはできなかったが、その後は“らしい”ピッチングを続け、ローテーションピッチャーとしての役割を全うしている印象だ。 24日に敵地・東京ドームで行われたジャイアンツ戦でも、斎藤隆チーフピッチングコーチの「調子自体は悪くないと思う。勇気を持ってインコースへ投げ込めるかがポイントになると思うので、キャッチャーの戸柱(恭孝)とコミュニケーションを取って投げていってほしい」との要望通り、ときには内角を突き、ときには相手の打ち気をそらすスローカーブで打者をほんろうした。 7回1失点とハイクオリティスタートを達成する快投を披露したが、味方打線が沈黙とかみ合わず、悔しい2敗目を喫してしまった。 登板後、本人も「ランナーを背負いながらも自分のピッチングスタイルでもある粘りの投球はできたと思います」と一定の手応えを口にしたが「守備の時間が長くなってしまい攻撃のリズムを作れなかったことは反省点です。また、岡本(和真)選手に本塁打を許してしまった場面ですが、慎重にならなくてはいけないと分かっていたのですが失投になってしまいました」と、十分すぎる結果を残しながらも、その責任感からくちびるをかんだ。 しかしこの日の好投で防御率は2.20まで下がり、奪三振数をチームトップの36まで伸ばすことに成功。今シーズンは崩れた開幕戦を除くと、6試合の防御率は1.70と優れた数字だ。そのうちクオリティスタートが4回、2回はハイクオリティスタートと安定感も抜群となっている。それ以外でもなんとか5回まで踏ん張るなど、調子の悪いときでもゲームメイクしてくれる安定感は、ブルペンの運用のゲームプランなども含めて、チームへの貢献度は高い。 昨年オフは複数年契約を蹴り、単年で勝負を懸けることを選択した石田健大。酸いも甘いも経験した左腕はクールにスマートに、淡々と結果を残し続ける。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2023年05月25日 15時30分
ヤクルト・高津監督に「絶対キレてる」 ベンチでの表情が話題、並木の致命的ミスに試合後も怒り収まらず?
24日に行われ、ヤクルトが「5-6」で敗れた阪神戦。高津臣吾監督が試合中に見せた表情が話題となっている。 注目が集まったのは、「5-4」とヤクルト1点リードで迎えた9回表2死でのこと。打席の阪神・ノイジーは、ヤクルト5番手・田口麗斗がカウント「1-2」から投じたストレートをスイング。打球は右翼方向に飛ぶライナー気味の当たりとなったが、右翼手・並木秀尊は照明が目に入ったようで、足元へ落ちてくる打球に反応できず後逸してしまった。 この間にノイジーが三塁まで進んだ直後、中継では並木が後逸した時の高津監督の様子を捉えたリプレー映像が流れる。一塁側の自軍ベンチ内で戦況を見守っていた高津監督は「あっ」というように口を動かした後、体に左方向に傾けつつ右翼方向をにらみつけるような表情を浮かべた。 試合はこの後2死一、三塁から佐藤輝明が2点タイムリーツーベースを放ち阪神が逆転。ヤクルト側は裏の攻撃で同点・サヨナラ勝ちできず敗戦という結果になった。 >>ヤクルト・青木に先輩が激怒「誰に口きいとんやオラァ!」 宮本氏がベンチ裏の大騒動を暴露、4年後の謝罪エピソードも明かす<< 高津監督の表情を受け、ネット上には「うわ、これ監督絶対キレてるぞ」、「打球自体は平凡だったし相当怒ってそう」、「何をしてるのかって雰囲気がにじみ出てる」、「捕れば試合終了だった分怒りも増してるだろ」といった驚きの声が寄せられた。 「現在プロ3年目・24歳の並木は代走・守備固め要員として、24日試合前時点でキャリアハイの29試合に出場。24日の試合も7回裏に代走で起用され、8回表から右翼に入っていました。スーパーサブとして信頼して起用している分、高津監督の失望も大きかったのでは」(野球ライター) 勝敗に関わる致命的ミスとなった並木の後逸だが、試合後の報道によると本人は「照明がかぶってしまった。何とか体に当ててでも前に落とそうと思ったんですけど…」と照明の影響で打球を見失ってしまったと反省。一方、高津監督は「何とかしてやろうという気持ち、顔に当ててでもという気持ちはなかった」と苦言を呈するなど試合後も怒りが収まらない様子だったという。 ヤクルトは24日の敗戦で3カード連続の勝ち越しナシが決定。首位・阪神とのゲーム差も今季最大の10に広がるなど、リーグ3連覇に早くも黄信号がともっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月25日 12時30分
赤井英和の娘・赤井沙希、プロレス引退を発表 当初は母から反対も「なんでもやらせてください」
DDTプロレスの赤井沙希が24日、都内で会見を行い、プロレスからの引退を発表した。赤井は、俳優で元ボクサーの赤井英和の娘。2013年にプロレスの世界に入り、今年デビュー10周年を迎える。赤井は引退について、その10周年を一つの節目として考え、決意したと説明。「終わりのことは考えていなかったけど、8、9年目からもうすぐ10周年だって言われるようになって、長く続けるという道もありますが、美しく散る花でいたいという理想のもと、この10周年を一つの区切りにしようと思いました」と話した。 >>全ての画像を見る<< 引退試合はデビュー戦の舞台にもなった両国国技館での試合(11月12日)を予定していると言い、今後の活動については「今、行っている(美容)サロンやプラチナム(プロダクション)での活動は引き続きやらせてもらいます。ただ、今はプロレスの引退試合のことだけを考えたい。そこに集中して頑張りたい」と意気込む。 父の赤井氏には引退をまだ伝えていないとも述べ、「一切、まだ伝えておりません。この報道で知ると思うので、みなさんたくさん報道してください」とコメント。「父は誰よりも自分自身がリングで叩く楽しさを知っている人。最後のけじめとして、この報道の後、自分からもきちんと自分の口で報告しようと思っています」と話した。 また、ファンに対しても「私は未熟で弱いんです。でも、プロレス界に入って驚きました。ファンの人は同じように戦ってくれ、一緒に悔しがってくれるんです。同じチームだと思っています。皆さんがいないと私はきっと存在していません。ファンの人がいてくれたからこそ、私は存在しています。大好きです」とメッセージを送った。 同席したDDTの高木三四郎会長は「この世界に誘ったのは私。ポテンシャルも高く、プロレスのリングの上にいたら映えるだろうと思って誘った。当時、お母様にすごく反対され、納得していただくために『赤井さんを必ず立派なプロレスラーにするよう責任を持って育てます』と言って、ご了解を得たのを思い出します」と感慨深げにコメント。 「お母さんからは『一年、頑張りなさい』と言ってもらえ、彼女は翌年にはプロレス大賞新人賞を受賞しました。そこからDDTのことをずっと愛してくれて、意識高く挑戦してくれた。『DDTのために、DDTが世の中の人に知ってもらえるためなら、なんでもやらせてください』とも言ってもらえ、誇りに思っていました。赤井さんは引退してもDDTの一員。引退ロードも責任を持って送り出してあげたいです」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2023年05月25日 11時00分
巨人・原監督、岡本を外野へコンバート? 中田復帰で浮上する新布陣は
試合前の練習光景を信じるとすれば、5月25日のDeNA戦は「4番左翼・岡本」となる。24日の試合前練習で、岡本和真が外野ノックを受けるグループに加わっていた。 原辰徳監督は「そこは、明日楽しみに」と笑うだけだったが、中田翔が帰って来る。 「20日の中日戦からレフトの秋広優人をライトに回しました。中田の復帰により、岡本を外野にコンバートさせるとしたら、心配なのは、秋広の外野守備。秋広がライトも守れると分かったので、『一塁・中田、左翼・岡本、右翼・秋広』の布陣にゴーサインが出されました」(球界関係者) 中田が右太股裏の肉離れで離脱したのは、5月4日。以後、三塁手の岡本を中田の守っていた一塁に回し、「三塁・門脇誠、左翼・秋広」の“臨時布陣”がハマッて、チームも上昇気運を掴んだ。 >>巨人・中田、秋広に「あんま調子乗るな」 LINEでの軽口にチクリ? 劇勝収めた広島戦後の裏話明かす<< あとは中田の復帰を待つだけとなったが、こんな指摘も聞かれた。 「24日、中田は三軍戦に出て、実戦調整をしています。3打席が回って来て、2四球でした。フツーの選手なら、少々のボール球でも打ちに行くものですが…」 中田を偵察した他球団スコアラーがそう言う。 「この先、巨人が浮上して来ると警戒する声が多く聞かれます。中田が復帰する打線の方に目が行きがちですが、救援陣にも警戒しないと…」(前出・同) 中川皓太の復帰、鈴木康平の加入も大きい。しかし、彼らが警戒しているのは、中川らの好投ではない。警戒と言うか、現段階では真偽を探っているようだが、「堀田賢慎がリリーフに転向する」との情報が駆け巡っていた。 堀田はキャンプ中に右肩の違和感を訴え、ファーム調整が続いている。 「いや、登板は『先発』なんですが、1イニングでマウンドを下りています。1イニングでの交代を想定したような全力投球でした」(前出・同) 21日の日本ハム二軍戦がそうだった。 堀田は全力投球のストレート勝負を挑み、3者連続三振に斬ってみせた。リリーフ投手が「1イニングをゼロに抑えよう」とする投球スタイルだった。 「今までは先発投手だったので、6、7割の力で投げ、ボールのキレで勝負しようとしていました。全力投球の方が合っているのかもしれません」(ベテラン記者) 150キロ半ばの剛球を投げ込むセットアッパーの増員が本当なら、「試合中盤以降で逆転できる」と踏んでいた対戦チームも攻略法を練り直さなければならない。 リリーフ転向の真偽はともかく、堀田の調整は順調のようだが、菅野智之は“足踏み状態”だ。ブルペン投球をするまでは回復しているが、実戦登板の話は出ていない。「今季、『菅野ナシ』で終わってしまう可能性もあります」(前出・同) 24日、先発・戸郷翔征が「1対0」の完封勝利を収めた。試合後、奇しくも菅野の名前が戸郷から出された。 「帰って来るまでは、(自分が)チームを支えるくらいの…」 ロースコアの投手戦を制したことは自信にも繋がったはず。戸郷の成長は、中田の復帰以上に警戒しなければならないだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月24日 18時40分
オリックス・山下の覚醒、きっかけはダルと大谷?「すぐに球速上がった」故障離脱中に気づいた“共通点”が転機に
23日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)に、オリックスのプロ3年目・20歳の山下舜平大がVTR出演。番組内での発言が話題となっている。 番組では23日試合前時点で「5登板・3勝0敗・防御率1.21」といった数字を残している山下を、番組スポーツ担当のヒロド歩美アナウンサーが取材。山下はストレートに対するこだわりなどを語ったが、その中でダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)が球速アップのきっかけになったという話を明かした。 2020年ドラフト1位でオリックス入りした山下は身長190センチ・体重98キロを誇る大型右腕で、昨季までの自己最高球速は156キロだった。これでも球界では十分速い部類に入るが、今季は自己最速を158キロと2キロ更新。また、先発投手におけるストレート平均球速もここまで全体2位(154.3キロ)の数字を記録している。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< ストレートのクオリティが目に見えて上がっている山下だが、その理由について本人は「2年目(2022年)に腰の痛みで4か月間投げられなかった。(この間に)今までのことを変えようと思って」、「(具体的には)フォームを変えた」と投球フォームの改良を挙げた。 山下は続けて「元々大きくテイクバックをとるタイプの投手だったんですけど、ダルビッシュさんだったり大谷さんは小さく投げてる。2人とも身長も大きいですし、(自分と)腕が似てるというか」と話した。具体的な時期には触れなかったが、自身と似たような体格のダルビッシュ(196センチ・100キロ/最速159キロ)、大谷(193センチ・95キロ/最速165キロ)がどちらもコンパクトに腕を振っていることに気づいたという。 2人を参考に腕を曲げるなどテイクバックを小さくしたところ、「すぐに投げやすさが出た」、「復帰戦(昨季9月22日・二軍阪神戦/最速154キロ)ですぐに球速が上がった」と効果てきめんだったという山下。「真っすぐは、もっともっとよくしていきたいと思ってるので、(ファンには)そこを見てほしい」とさらなる進化を誓った。 山下の発言を受け、ネット上には「ダルと大谷がブレークに関係してたとは」、「まさしく怪我の功名って感じの話だな」、「真似してみようっていってすぐ自分のものにできるのも凄いわ」といった驚きの声が寄せられた。 フォーム改良後の山下は二軍復帰戦、復帰2戦目をそれぞれ無失点で終えると、登板機会はなかったもののクライマックスシリーズ、日本シリーズ(第4、5戦)でそれぞれベンチ入り。迎えた今季はオープン戦で「4登板・2勝0敗・防御率2.35」と結果を残したこともあり中嶋聡監督から開幕投手に抜擢され、その後もローテーションの一員として運用されている。 山下は番組放送と同日の楽天戦に先発し、「7回無失点・被安打2・四球2」の好投で今季4勝目をマーク。規定未到達ながら防御率は「0.98」とついに1点台を切ったが、ブレークがどこまで続くのか要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月24日 15時30分
巨人戦の塁審、自信満々に誤審をコール?「動き大げさで恥ずかしい」秋広への態度にファン失笑、昨季も村上キレさせ物議
23日に行われ、巨人が「3-6」で敗れたDeNA戦。一塁塁審を務めた岩下健吾審判の判定が物議を醸している。 問題となっているのは、「0-5」と巨人5点ビハインドの4回裏1死一、二塁。打席の秋広優人は、DeNA先発・平良拳太郎がカウント「1-1」から投じたシンカーを引っ掛け二ゴロに。DeNA二塁手・牧秀悟からの送球を受けた遊撃手・京田陽太は二塁を踏み一走をアウトにすると、併殺を狙いすぐ一塁手・ソトに送球した。 打者走者の秋広はソトの捕球と同じタイミングで一塁を駆け抜けたが、岩下塁審は右足が蹴り上がるほど、右手を上から下へ勢いよく振り下ろしアウトをコール。ところが、巨人側がリプレー検証を要求したところ、映像ではソトの捕球よりも先に秋広の左足がベースに到達している様子がはっきりと映っており、審判団はセーフに判定を覆した。 >>巨人・中田、秋広に「あんま調子乗るな」 LINEでの軽口にチクリ? 劇勝収めた広島戦後の裏話明かす<< 岩下審判の判定に、ネット上では「一体何を見てたのか、しっかりしてくれ」などと呆れ声が上がったが、中には「誤審のくせに自信あり気に腕振ってたのも腹立つ」、「動き大げさで恥ずかしいコールだな」、「いい加減おとなしくなれよ、また選手にキレられるぞ」といったジェスチャーに対する不満も見られた。 「岩下審判は現在34歳、今季がキャリア13年目になりますが、コールの遅さや大げさなジェスチャーが目につくとして以前から問題視されています。昨季は9月11日・ヤクルト対DeNA戦で外角の際どい球を見送ったヤクルト・村上宗隆に対し、捕手のミットにボールが収まってから2秒ほど間を置いた後、左手の握り拳をアッパーのように右方向に突き上げるジェスチャーで三振をコール。これを見て、村上は岩下審判を振り向き数秒ほど凝視するなど不服そうな様子を見せています。岩下審判はグラウンド上の選手はもちろん、客席のファンにも判定内容がしっかり伝わるようにあえてやっている可能性もありますが…」(野球ライター) プロ野球の試合では審判の判定がリプレー検証の結果覆ることはそう珍しいことではない。今回の岩下審判も判定ミス自体はそこまでたたかれてはいないが、ミス直後のジェスチャーについてはいただけないと不満を抱いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月24日 11時05分
巨人・松井の初勝利で再燃「育成枠をFA人的補償逃れにするな」 メジャー見習い故障者リスト作るべきと指摘も
「育成選手枠」はどうあるべきか? 巨人の育成1位・松井颯が「プロ初登板初勝利」を収めたのは、5月21日の中日戦だった。“無名選手”が素質を開花させ、チャンスをモノにするのは爽快だが、育成選手枠の在り方について、プロ野球界は再検討しなければならないだろう。 「昨年10月、巨人は、梶谷隆幸、立岡宗一郎、中川皓太、高橋優貴、平内龍太にも『自由契約』を通告し、育成契約を結び直しました。故障者をこぞって育成選手にしたので、『フリーエージェント選手(以下=FA)の獲得を狙っているのでは? 獲得後の人的補償を恐れ、28人のプロテクト名簿に若手をたくさん入れるためだろう』と指摘されました」(ベテラン記者) FA選手の獲得後、人的補償の対象となるのは支配下登録された選手だ。育成選手は人的補償の対象外である。人的補償による好選手の流出を防ぐため、育成選手枠が「第2のプロテクト名簿」にされているのではないかというのだ。 >>巨人・中田、秋広に「あんま調子乗るな」 LINEでの軽口にチクリ? 劇勝収めた広島戦後の裏話明かす<< 巨人は昨年オフのFA市場には参入していない。育成選手枠を「第2のプロテクト名簿」にしていないが、こんな指摘も聞かれた。 「メジャーリーグのように、故障選手の専門リストを作ればいいんです。70人の支配下登録、育成選手枠のどちらにも属さないILリストを設ければ、ヘンな誤解もされません。数年前からILリストの話は出ていましたが、一向に進まないのは何かワケがあるからでしょう」(関係者) そもそも、育成選手とは、不況で社会人チームが次々と活動休止となり、行き場を失った選手や、高校、大学を卒業した後も「野球を続けたい」とする学生たちを救うために設けられた。千賀滉大のように“メジャーリーガー”にまで飛躍した選手もいる以上、育成選手枠はなくしていけないのだが、今後、「第2のプロテクト名簿」として本当に悪用されてしまうかもしれない。 やはり、故障・リハビリ選手と育成選手は分けるべきだろう。 「よく言われているのが、FAに伴う人的補償をなくして、選手を獲得した球団は、喪失した球団にドラフト1位の指名枠を譲る案です」(前出・同) NPBは二軍戦に限定した新規参入チームの“募集”を開始した。前出の関係者によれば、複数の企業が興味を示しているという。 このファーム新規球団が軌道に乗れば、行き場を失った「アマチュア選手の救済」の責務は分担できる。 新規参入チームが育成選手枠を見直す契機にもなるのではないだろうか。 「巨人・松井は首都リーグ2部で投げていたので、実力を見極めるのが難しかったんです。どの球団も支配下で指名するか、育成で獲るか迷っていました」(前出・ベテラン記者) 支配下から育成に降格させる選手数の人数制限を設ければ、「FAの人的補償を逃れようとした」との疑いも向けられないのでは? 育成枠は「第2の松井」が誕生するようなシステムであってほしいものだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月23日 20時30分
十両・湘南乃海、勝ち越し決定も「怪我させるつもりか」と批判 取組決着後も突き止めず物議、新入幕へ気合入りすぎた?
23日に行われた大相撲5月場所10日目。今場所8勝目を挙げた十両・湘南乃海の相撲が物議を醸している。 前日まで「7勝2敗」の湘南乃海はこの日、「4勝5敗」の十両・貴健斗と対戦。立ち合い、湘南乃海は相手の当たりを胸で受け止めた後、右方向に回り込みながらの叩きを仕掛ける。これで貴健斗の体勢をグラつかせると、両腕で胸付近を突き放すように押して土俵を割らせた。 ただ、貴健斗の両足が出て勝負が完全に決まったにもかかわらず、湘南乃海はなおも貴健斗を左右でそれぞれ1度ずつ突くなどダメ押しのような動作を見せる。突かれて土俵下まで後退した貴健斗は、勝ち残りで座っていた熱海富士の左腕に両腕を置いて何とか体勢を維持。そこからすぐに土俵上に戻り取組後の一礼を行った。 >>関脇・若元春に「ブチギレてないか」の声 格下突き飛ばし仏頂面のワケ、厳しい攻めは弟の長期離脱も影響?<< 湘南乃海の相撲を受け、ネット上には「最後の突きは明らかにダメ押しでは」、「勝敗決まった後に余計なことするなよ」、「土俵外に完全に出てるのに突くのは感じ悪くないか」、「ちょっとは考えろよ、無駄な怪我させるつもりか」といった批判が寄せられた。 現在25歳の湘南乃海は初土俵を踏んだ2014年3月場所から現役を続ける力士で、左四つや押しを武器としている。ただ、これまでに対戦相手にダメ押しのような動作を見せたとして物議を醸したことはほとんどない。 「前日まで7勝を稼いでいた湘南乃海は、貴健斗戦に勝てば今場所の勝ち越しが決定。西十両筆頭という今場所の番付を考えると、来場所の新入幕に大きく前進する状況でした。初土俵を踏んだ2014年3月場所から約9年、25歳になってようやく目の前まで来たチャンスを絶対に逃すわけにはいかないと、貴健斗戦は並々ならぬ気合いが入っていた可能性もあるのでは」(相撲ライター) 最後の一押しは問題視されたが、節目の8勝目を挙げた湘南乃海。今後の目標は優勝争い単独トップの落合(10勝0敗)、星の差1つの豪ノ山(9勝1敗)の追走になるが、冷静さをもって星を重ねていくことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月23日 19時40分
書類送検の西武・山川、過去の後輩批判蒸し返される?「野球辞めたら」3年前とは対照的な言動に呆れ声
昨オフに知人女性の膣内や下半身などにけがをさせたとされ、強制わいせつ致傷容疑で被害届を受理した警察から事情聴取を受けていたことなどを5月11日に『文春オンライン』(文藝春秋)が報じた西武のプロ10年目・31歳の山川穂高。23日、警視庁に書類送検されたと複数メディアが伝えた。 報道によると警視庁麻布署は23日、昨年11月に東京都内のホテルで知人女性に性的暴行をしたとして、強制性交容疑で山川を書類送検。同署は起訴を求める「厳重処分」ではなく、判断を検察に委ねる「相当処分」の意見をつけたこと、山川の認否については明らかにしていないことなども合わせて伝えられている。 西武球団は『文春オンライン』がスキャンダルを報じた翌日の12日から、「総合的に判断して、コンディション的に」という理由で山川の登録を抹消中。抹消後の山川は二軍練習施設で調整しており、23日も練習を行ったが報道陣には対応しなかったという。 >>日本ハム・清宮がファン投票1位スタートも喜べず? 山川穂高上回るも「応援できない」不満の声上がるワケ<< 山川の書類送検を受け、ネット上には「どんどん窮地に追い込まれてるな」、「ここからどうなろうがもう応援する気にはならない」、「送検当日に呑気に練習してるのもドン引き」といった厳しい声が上がっている。 また、中には「リチャードへの偉そうな言葉をそのまま言ってあげたい」といった、ソフトバンクのプロ6年目・23歳のリチャードを絡めたコメントも。山川は同じ沖縄出身のリチャードを毎オフ自主トレに同行させるなどかわいがっているが、2020年1月の自主トレ中に「野球辞めたら?野球辞めて消防士になれよ」、「何が良くて何が悪いかが分からないと」、「意識が足らない。ハッキリ言って全然足らない」などとプロとしての意識が低いと酷評。ネット上では賛否を呼んだが、約3年後の今キャリアの危機に陥っている山川を当時の言葉を用いて皮肉っているファンも少なくないようだ。 西武球団は山川の書類送検について、23日に「誠に遺憾であります。ファンの皆さまや関係の皆さまにご心配をおかけしており、誠に申し訳ございません」とコメントしたという。対応については言及がなかったというが、今後の展開にも要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月23日 18時45分
宇野昌磨、「完全に僕は逃げます」山本草太と8年ぶり対談でメンタルケア明かす『フィギュアスケートLife』表紙は三浦璃来&木原龍一
フィギュアスケーターの宇野昌磨と山本草太が、23日発売の『フィギュアスケートLife』(扶桑社)に登場した。 >>全ての画像を見る<< 同号では、日本勢が大活躍した世界フィギュアスケート選手権2023を大特集。男女シングルでともに2連覇を達成した宇野、坂本花織をはじめ、大会で活躍した国内外の選手たちの独占インタビューが多数掲載されている。 発売に際して、掲載されている宇野と山本の対談写真が先行公開。2人はジュニア時代の2014年グランプリファイナルで1位と2位になった際も同誌創刊号で対談を実施し、今シーズンのグランプリファイナルで再び宇野が金メダル、山本が銀メダルとワンツーフィニッシュを飾ったことを記念して、8年ぶりに対談が実現した。 今回は、普段から同じ中京大学のリンクで切磋琢磨しているという2人が、練習着ではなくクールな私服で登場。ヘアメイクも施して、撮影スタジオでいつもとは違う表情を見せていた。対談では宇野が、「スケートで落ち込んだことはスケートで立ち直るしかない。それか、完全に僕は逃げます。『あー、もうやーめた』って。一旦自分にキレ気味に『なんでそんなに頑張んなきゃいけないの?』って自問自答して、他人事のように逃げます」と話すと、山本は「あはは、大事。僕はやっぱりサウナが大好きなので、普段から練習終わった後のリフレッシュでも行っていて。遠まわしに『昌磨くんってサウナとか行かないの?』って誘ってみたんですけど『あまり好きじゃない』って言ってたから(笑)」と仲の良さが垣間見えるトークも。 他にも、今シーズンの振り返りや互いの姿から刺激を受けていることをはじめ、“お互いのこれから”については意味深なトークも。また、大の野菜嫌いな宇野が最近食べられるようになった野菜や、知らずに食べていたある野菜の「真の姿」など多岐に渡っている。 表紙には、世界選手権において日本人ペアとして初優勝し、年間グランドスラムを達成した三浦璃来&木原龍一の“りくりゅう”ペアが登場。誌面では、歴史的快挙を支えるコーチ陣や練習環境などに迫っている。 同号では他にも、今シーズン限りでの引退を発表した“かなだい”こと村元哉中&高橋大輔の引退会見レポートや、羽生結弦の単独東京ドーム公演『GIFT』などのアイスショーレポートを、美麗ビジュアルと共に掲載している。
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2023年03月04日 11時00分
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スポーツ
ソフトB・柳田、スライディング後に数秒フリーズ?「明らかに様子おかしい」練習試合序盤の1シーンが物議
2023年02月28日 20時30分
特集
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2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月10日 17時00分