スポーツ
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スポーツ 2022年10月17日 16時30分
阪神・岡田新監督、会見コメントに期待の声「あの頃から成長してる」 前政権の過ちを反省? 来季の継投構想が話題に
16日に就任会見を行った阪神・岡田彰布新監督。同日に伝えられた会見中のコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、岡田新監督は来季の継投の構想についての質問に対し、本格的な人選は来春キャンプ・オープン戦を終えてからになると回答。その上で「今は3人じゃ無理。(2007年に)勝ちパターンで藤川に10連投させたけど、(今の時代に)そんなんやったら何言われるか分からない」、「4人、5人(の中)で、1人、2人きょうは休んでとかね。今そんな感じでしょ」と、勝ちパターンは固定ではなく日替わりで起用する旨を口にしたという。 >>阪神助っ人に岡田元監督が酷評!「ボロクソ言われるのも当然」致命的弱点指摘にファン納得、獲得自体がミスと指摘も<< 岡田新監督は第1次政権(2004-2008)時代にジェフ・ウィリアムス氏(現阪神駐米スカウト)、藤川球児氏(現野球解説者)、久保田智之氏(現阪神二軍投手コーチ)の3名からなる勝ちパターン、いわゆる“JFK”を軸としたリリーフ陣を構築。在任5年でAクラス4回(リーグ優勝1回)、Bクラス1回を記録した。 ただ、2007年に藤川氏を10試合連続で起用したり、久保田氏をプロ野球記録となる90試合に登板させたりと主戦リリーフの酷使も目立っており、この影響からかウィリアムス氏(2009年に左肩故障、オフに退団)、久保田氏(2009年に右肩、2014年に右肘を故障し同年限りで引退)ら故障者も頻発。こうした過ちが第2次政権でも繰り返されるのではと心配するファンも少なくなかった。 岡田新監督のコメントを受け、ネット上には「リリーフは柔軟に起用してくれそうでちょっと安心」、「酷使が目立ったあの頃からは確実に成長してる」、「前政権みたいな無茶な継投するんじゃ…って思ってたけど杞憂に終わりそうだな」、「15年前の酷使を反省して今のやり方を取り入れようとしてるのは好感が持てる」、「現チームはJFK級とまではいわんが、いいリリーフは数揃ってるから上手くやりくりしてほしい」といった期待の声が上がった。 多くのファンが“再来”を恐れているリリーフ酷使だが、当時10連投を経験した藤川氏も過去にイベント・インタビューなどで過酷な体験談を語っている。藤川氏によると連投が6試合目を超えたあたりから、試合前練習も満足にできないほど心身両面で強く疲労を感じるように。また、最終盤の9、10連投目では「マウンドに上がった時にはもう大汗でしたからね。『またマウンドに立ってる…』(みたいな心境)」と投球前から既にいっぱいいっぱいの状態だったという。 湯浅京己(59登板・2勝3敗43ホールド・防御率1.09)、浜地真澄(52登板・1勝3敗21ホールド・防御率1.14)、岩崎優(57登板・1勝6敗11ホールド28セーブ・防御率1.96)など、力のあるリリーフを複数擁している現在の阪神。こうしたリリーフ陣を岡田新監督がどう活かしていくのかは今後も要注目といえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月17日 11時30分
新日本グレート-O-オーカーン、北村克哉さんの訃報に沈痛「あいつみてぇに、好き勝手生きてよ!」
新日本プロレスのグレート-O-オーカーンが、急逝した新日本で同時入門した元プロレスラーの北村克哉さん(享年36)を悼んだ。14日の東京・後楽園ホール大会では北村哉さんのポージングをした後で、「早速、始まったTV王座。愚民からの支持率は低いんじゃないか?まあ、じゃあそんな否定的な意見を、手の平を返させるのが余だよ。プロレスラーがよく言う、『チャンピオンベルトを俺の色に染めてやる』ってやつだ。いいじゃねえか、地方でもやるってのが。発信力。15分以内っていうのが様々な闘い方ができる。SNSで毎度上げるっていうのが、テレビ受けするこの面と、このオシャレな髪型と、この喋り方の、そう余のためにあるベルトじゃねえか。何より若手のためっていうのがいいな。自分の歳なんざ分かんねえが、新日本に来てまだ2年だ。明後日の10月16日、新日本を侵略してやっと2周年だ。まあ、余が未来を担うのか壊すのか知らねえがよ、確実に言えるよ。2017年のヤングライオン杯の…優勝者より……(目頭を抑えながら)TV王座の方が…上だって。余の方が…………」と込み上げる感情を抑えきれないように、胸を押さえながら足早に控室へ。 15日の後楽園大会でも「余には未来があるんだよ!『ヤングライオン杯』、2017年の優勝者より、(NJPW WORLD 認定)TV王座の方が未来があるって、ヤングライオンを経験してないこの余が獲って、示してやるよ!絶対!絶対だ、オイ!今、余が獲らねぇで、ヤングライオンに誰が未来を示すんだよ!新日本の未来はこの余が背負ってやるよ。それでも、あんまり外のことを、リングに持ち込みたくはねぇんだよ。余はプロレスラーだから。それでも、メチャクチャ言いたいことがあって…。いろいろ思考を巡らしたけど、今言わなきゃ絶対後悔すると思ったから。これっきりだ。これっきり。今、今から1分だけ、プロレスラーを辞める…」と言うと、マウスピースを外して「そうだ。今はグレート-O-カーンだ。だから北村克哉なんか知らねぇよ。(涙ぐみ)でももし、北村が同期だったとしたら、あいつの“トンパチ”のせいで、どれだけとばっちりを受けたと思う?数え切れねぇよ…。だから、もしあいつが同期だとしたら、余は北村のことが大嫌いだった。でも、いちファンとして見たら大ファンだったと思うよ。余は“トンパチ”になれない。だから、あいつみてぇに、好き勝手生きてよ!他人に迷惑かけても、後ろを振り返らないで、ああいう生き方が魅力に見えたし、最高にプロレスラーだったと思うよ…。まあ、そんなあいつは、プロレスラーであることを辞めた。そういう道を選んだ…。あいつが選んだ道と、俺が!! 選んだ道。俺が選んだ道の方が正しいって絶対示してやる…!あのバカよ!最後の最後までよ、人様に迷惑かけやがってよ。あぁ、ふざけんじゃねぇよ。今まで積み上げたものが全部パーだ!余の選んだ道の方が正しいって絶対示してやるよ。そん時、あの世で会ったら、クソまずい“ちゃんこ”また作れよ。それで迷惑かけたぶん、チャラにしてやるよ。そんでまた……またグチでも言おうか。あばよ…」と言って一旦立ち去るが、戻ってきて「あ、あともう1コだけ言っておくよ…。モンスターレイジは、正式に解散だ!」と北村さんとのタッグチーム「モンスターレイジ」の解散を口にした。 北村さんは、2016年にオーカーンとともに新日本に入団。2017年のヤングライオン杯に優勝するなど、プロレスラーとして将来を有望視されていたが、2018年に試合中の脳しんとうにより離脱すると翌年退団。2020年からボディビルダーとして活動し、昨年11月にはRIZINで総合格闘技デビューをした。突然の訃報にショックを受けている関係者、ファンは多い。(どら増田)
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スポーツ 2022年10月17日 11時00分
阪神・藤浪のメジャー志望、黒幕がいる? 交渉手腕には定評も、移籍可否は西の去就次第か
岡田彰布氏の阪神監督就任の会見が開かれた(10月16日)。「初仕事はドラフト会議」とも言われていたが、その前に決断しなければならないことがある。藤浪晋太郎のポスティングシステムによるメジャーリーグ挑戦を認めるかどうか、だ。 関西圏で活躍するプロ野球解説者が、こう言う。 「阪神がポスティングシステムを容認した前例はあります。2006年オフの井川慶投手です。でも、当時は井川を送り出す見返りとして、30億円前後の譲渡金が阪神に入ってきました。ポスティングシステムのルールも変わり、阪神からすれば、失うものの方が大きい。井川も米球界挑戦の意向を球団に相談してから3年くらいが経過して、ようやく認められましたし…」 今オフの挑戦を認めるとしても、「即決とはならない」と予想していた。 >>阪神・藤浪、岡田政権では外される? 村上の一発に沈んだCS、解説で酷評連発<< しかし、こんな情報も交錯していた。 「藤浪も言っていましたが、世界と戦ってきた他競技のアスリートと話をして刺激を受けたようです。ただ、『環境を変えてみないか?』とけしかけた人物もいて、その人がそのまま代理人を務めるとも聞いています」(球界関係者) 仮に「X氏」としよう。X氏は過去、複数の日本人選手のメジャーリーグ移籍をサポートしてきた。トップクラスのメジャーリーガーを抱えており、米球界では「日本球界通」としても知られている。 「現在のポスティングシステムによる譲渡金は、選手の契約総額によって変わってきます。金額が高くなれば、阪神に入ってくる譲渡金の額も大きくなります」(前出・同) X氏は“強気な交渉”でも有名だ。本当に代理人を務めるのであれば、阪神も納得できるような大型契約をまとめてしまうかもしれない。 「去年の契約更改の席で打ち明けたというから、藤浪自身はそれなりの準備はできていると思われます」(前出・プロ野球解説者) 実際に興味を示しているメジャー球団もあるようだが、駐在スカウトではなく、現地関係者に問い合わせてみると、必ず返ってくるのが、「逆に教えてほしい。そんなスゴイ逸材がどうして伸び悩んだのか?」の声。目下、駐日スカウトのまとめたレポートを分析している最中なのだろう。 「10月15日(現地時間)、スポーツ専門サイト『コール・トゥー・ザ・ペン』が、究極のジョーカーとなるかもと藤浪のことを紹介していました。複数のメディアが伝えていましたが、内容はどこも同じです。大谷翔平と同学年で、ともに将来が期待されていたこと、近年は不振だったことなど」(米国人ライター) 気掛かりな情報もある。その「コール・トゥー・ザ・ペン」が、<リリーバー向きだろう>とも報じていた。 近年、藤浪は先発ローテーションを守りきれていない。そのため、「獲得はギャンブル」の雰囲気もあるという。 「国内FA権を取得した西勇輝が残留するのなら、藤浪の挑戦を認めるのでは?」(前出・球界関係者) メジャーリーグに行きたいだけなのか、それとも、本来の先発投手として、再起の場を米球界に求めるのか…。藤浪は岡田監督と話し合ってから決断すべきだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年10月17日 10時50分
アジャゴングが特別審査員! 夢を叶えるためにプロレス挑戦のプロジェクトがラストミッション開催
東京女子プロレスが14日、東京・新宿FACEで『夢プロレス - dream on the ring -』を開催した。Cyber Fightのプロジェクト『夢プロレス』で、夢を叶えるためにプロレスに挑戦してきた上原わかな、真中ひまり、凛咲子(りさこ)の3名が“ラストミッション”に臨んだ。 このプロジェクトは、芸能やエンターテインメントに関わるプロレス未経験の女子がプロレスに挑戦する企画で5月下旬にスタート。これまで、道場マッチなど、さまざまなミッションで競い、最終的に1位となった1名のみが本人の夢を叶えることができるもの。この模様は、TJPW公式YouTubeチャンネルで配信されており、今大会を迎えた時点で上原が20ポイントで首位、真中と凛咲子がともに13ポイントで続いている。 ラストミッションは、東京女子のトップクラスの選手とのエキシビションマッチ形式(各10分1本勝負)で行われた。順位の決定方式は、「試合後に一番心が動かされた人」への投票による。投票できるのは特別審査員のアジャコング、レスラー、スタッフ、そして観客が対象。公式ツイッターでも14日23時59分まで投票が受け付けられ、最高得点者が夢を叶えることができる。この結果は、28日配信のTJPW公式YouTubeチャンネルの番組内で発表されることが決定しているだけに、注目されるところ。 ラストミッションは、まず、凛咲子が辰巳リカに挑んだ。凛咲子はショルダータックル、エルボードロップ、逆片エビ固めなどを繰り出して奮闘したが、辰巳のドラゴンスリーパーでギブアップ負け。次に真中が山下実優にチャレンジした。真中は山下のエルボーで攻め込まれるも、エルボーの打ち合いに持ち込み、ビッグブーツを放つなど健闘。しかし、山下のソバット、ハイキックの前に沈んだ。最後に上原が中島翔子に挑戦。上原は中島のグラウンドレスリングに必死に食らいつき、バックエルボー、ドロップキック、ボディスラムまで出して奮戦したが、中島の羽根折り固めに堪らずギブアップ。勝利を挙げられた選手はいなかったが、その闘いぶりに温かい拍手が送られていた。 辰巳、山下、中島は基本的な技で、彼女たちの良さを引き出していたのが印象的だった。果たして、誰が夢を叶えるのだろうか。(どら増田)
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スポーツ 2022年10月16日 11時00分
広島戦の審判、監督の猛抗議に逆ギレ?「お前が退場せえ!」ファンも怒り CS阪神戦・原口への不可解判定以前にも問題
12日に行われ、阪神が「1-7」で敗れたクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第1戦のヤクルト戦。試合結果以上に話題となったのが一塁塁審・山路哲生審判の判定だった。 山路審判は2回表無死二塁、低めのフォークに手を出しかけるも手首は返さず我慢した阪神・原口文仁のハーフスイングを、バットは止まっていないと判断し空振り三振をコール。矢野燿大監督は試合後に「あれは振ってないでしょう」と不満をにじませ、ネット上にも「手首返ってないのにスイング判定は酷すぎる」、「審判誰だと思ったら誤審で緒方キレさせた奴かよ」と呆れ声が相次いだ。 >>阪神、今岡氏入閣で中村のFA獲得実現?「また不安要素増えた」動向に怯えるロッテファン相次ぐ<< 原口への不可解な判定が物議を醸した山路審判だが、過去には不可解な判定を1度ならず2度連発した上、抗議してきた監督を退場処分としてファンからバッシングを受けたことがある。 騒動が起こったのは、2017年4月19日・広島対DeNA戦。一塁塁審を務めていた山路審判は6回裏1死の場面で、遊ゴロを放つ間に一塁を駆け抜けた広島・田中広輔にアウトをコール。これを受け田中は両手を広げるジェスチャーで不満をあらわにし、後を追うように緒方孝市監督もベンチを飛び出し山路審判に抗議した。 中継では緒方監督の抗議後にリプレー映像が流れたが、田中はDeNA遊撃手・倉本寿彦の送球が一塁手・ロペスの目の前でバウンドした直後の時点でベースに到達していた。ただ、緒方監督は15秒ほどで抗議を終えすぐにベンチに下がるなど、この判定についてはある程度不満は抑えていた。 しかし、この後7回裏2死一、二塁で、山路審判は再び不可解なジャッジを下す。この場面では打席の小窪哲也が高く跳ねる遊ゴロを放つ間に一塁にヘッドスライディングするも、山路審判はアウトと判定。緒方監督は即座にベンチを飛び出し、ものすごい剣幕で何かをまくしたてながら山路審判に接近。場内は大きなどよめきに包まれた。 中継では緒方監督の抗議中、6回裏と同じようにリプレーが流されたが、映像にはロペスの捕球よりも早く小窪の左手がベースに到達する様子がはっきりと映っていた。ただ、山路審判はこのジャッジについて緒方監督から1分半ほど猛抗議を受けたところで、抗議を超える暴言があったとして退場を宣告。場内からはさらにどよめきが起こり、ネット上にも「自分がやらかしたくせにあり得ん」、「ふざけるな! お前が退場せえ!」と批判が殺到した。 緒方監督が現役時代も含め初の退場を食らい、試合も「0-4」で完封負けと踏んだり蹴ったりだった広島。当時はまだリクエスト制度導入前(2018年から導入)だったため、山路審判の不可解判定に“泣き寝入り”を強いられる形となった。 退場処分を受けた緒方監督は一晩で気持ちを切り替えたようで、翌日試合前のメンバー表交換時に、同戦では球審だった山路審判と笑顔を交えながら握手。ただ、同日はNPBコミッショナーが緒方監督に厳重注意、制裁金10万円の処分を科したことを発表した一方、山路審判には特に処分は下らなかったこともあり、場内のファンからはブーイングが上がっていた。 年齢は43歳と審判全体で見ればまだ中堅だが、一部からは「動体視力や判断力が衰え始めているのでは」という指摘も上がっている山路審判。原口への不可解判定も5年前の騒動のように、今後怪しいジャッジが出るたびに蒸し返されることになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月15日 17時30分
西武、正捕手・森のFA慰留は厳しい? 新天地候補はオリックス・巨人か、今オフ屈指の大物の決断は
クライマックスシリーズから日本シリーズへと盛り上がりを見せるプロ野球。しかし、この時期のもう一つの大きな関心事であるストーブリーグも、すでにその熱は高まり始めている。 今オフ、各球団の多くの主力選手のFA移籍が噂されてきている中で、大きな注目を集めているのが西武の森友哉だ。 今季、プロ9年目で国内FA権を取得、2019年には首位打者、MVPを獲得し打線の軸として、リーグ優勝の原動力となった。正捕手としても西武を支え、攻守で核となりチームを支えた。今シーズンは4月に右手人差し指を負傷し、約2か月の戦線離脱を余儀なくされ、打撃成績も精彩を欠くこととなった。 しかし、現在27歳とプレーヤーとしての成長過程である年齢もあることからも、その価値は揺らいでいない。すでにオリックス、巨人、DeNAなどが候補として有力視されており、特に、リーグ連覇を果たしたオリックスや、「強打の捕手」を求める巨人による獲得競争が予想されている。 球界屈指の打撃センスを誇るキャッチャーであるだけに、環境が変わることでどんなパフォーマンスが見られるか、今後への期待を寄せるファンも少なくない。 一方で、懸念されるのが現所属の西武の弱体化だ。 今季は熾烈を極めたパ・リーグペナントレースで3位に食い込み、3シーズンぶりにクライマックスシリーズ出場を果たすもソフトバンクに連敗を喫し、2022年シーズンの戦いを終えている。 これまで、西武からのFA流出のケースが多いことは周知の事実であり、1993年の制度導入以降、チームの顔となった多くの主力選手がFA宣言により退団してきている。近年では、増田達至や中村剛也などが「宣言残留」を果たしているものの、現在も選手流出というイメージが拭いきれていない。今オフは森に加え、外崎修汰もFAでの移籍が囁かれており、メディアやファンもその動向を注視している。 昨年の最下位からAクラスへと巻き返すこととなった今シーズンだが、6年間指揮を執った辻発彦監督が退任。来季からは松井稼頭央新監督の下、新たにチームが生まれ変わる大きな節目となるシーズンだ。 長年に渡り不動のレギュラーとして「扇の要」を担ってきた森。今オフの主役となるであろう27歳の決断は、復活を期す西武球団の今後を大きく左右するといっても過言では無い。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年10月15日 11時00分
中日・京田に「もう教えるのやめる」立浪監督が強烈発言? 今季最後まで続く冷遇、ファンからは同情も
10日から二軍本拠地・ナゴヤ球場で秋季練習をスタートさせている中日。同日に伝えられた中日のプロ6年目・28歳の京田陽太の“放任”はネット上で話題となった。 立浪監督は同日に応じた取材の中で、秋季練習では京田本人と話し合った上で調整を一任させることにしたと説明。ただ、京田はフェニックス・リーグへの参加を志望していたことが9月末に伝えられていたこともあり、ネット上には「雑に扱うくらいならフェニックス行かせろよ」、「今年の京田は1年通してずっと不遇だな…」といった否定的なコメントがみられた。 >>中日・立浪監督、京田の処遇に批判「嫌がらせだ」 実戦参加希望も無視? 秋季練習後コメントが物議<< 京田はプロ1年目の2017年から正遊撃手として台頭した主力の一人だが、今季は「43試合・.172・3本・8打点」とキャリアワーストの数字で終了。成績だけを見ても散々だが、それ以上に立浪監督から受けた処遇が物議を醸した1年だった。 2022年5月4日・DeNA戦では、試合中の懲罰交代・二軍降格決定が話題となった。京田は同戦前時点で打率「.157」と不振を極めており、迎えた試合も空振り三振、打球後逸と攻守に精彩を欠く。すると、立浪監督から5回表にベンチに下げられると、そのまま名古屋・二軍への強制送還を指示された。 試合後に応じた取材の中でこの処遇を明かした立浪監督は「もう戦う顔をしていないんで外した」と、京田には闘志や覇気が感じられなかったためと説明。さらに、10月2日・広島戦後に行った今季総括の中では「チームを締めるために、刺激を入れるためにも京田をああいう形にした」と、チームの雰囲気を引き締める意味合いも込めていたと明かしている。 8月11日・巨人戦では、本職ではない守備位置で使われた結果、痛恨ミスを犯すという憂き目に遭った。京田はこの日、同僚・滝野要が新型コロナ陽性で抹消されたことにより急きょ二軍から昇格。ただ、本職の遊撃には7月中旬ごろから土田龍空が台頭していたこともあったのか、立浪監督はそれまで一軍では1試合も守ったことがない二塁で京田をスタメン起用した。 ただ、京田は1回表2死三塁で巨人・中田翔のゴロを捕りきれず(記録は中安)タイムリーとしてしまった上、打撃でも「2打数無安打」と振るわず、結局6回裏に代打を出され交代。試合後、立浪監督は「ミスが出たのは自分が二塁で使ったこともある」と京田の二塁起用は采配ミスと認めたが、ぶっつけ起用でこうなることは予測できたはずと不満を抱くファンも少なくなかった。 突然の二塁起用で苦労を強いられた京田は、数日後の同月16日に自身もコロナ陽性が判明し、昇格からわずか5日で抹消と新たな苦境に見舞われる。ただ、この間は「2試合・3打数無安打」と調子の良し悪しを判別できるほど出場機会を与えられたわけではなかったため、回復後は一軍復帰しそれなりにチャンスを与えられるのではという見方も少なくなかった。 ただ、立浪監督は8月16日からシーズン最終戦の10月2日まで京田を一軍に呼ばずシーズンが終了。先の見えない二軍暮らしがモチベーションに影響したのか、この間の京田の二軍成績は「15試合・.180・0本・0打点」とサッパリだった。 「京田を厳しく扱っているとして今季度々物議を醸した立浪監督ですが、元々は素質を高く評価しています。2021年春季キャンプで臨時コーチを務めた際は『今年も京田が2割4分だったら俺もうクビだわ。俺もう人に教えるのやめる』と、冗談交じりではありますが成績次第でキャリアを懸けてもいいという旨を口にし話題に(同年の京田は.257)。就任後も『今うちのチームで143試合、遊撃でずっと試合に出られる体力があるのは京田しかいない』と、今季開幕当初は打率1割台に沈む京田を我慢して起用していました。その後5月から突き放したような起用に一転するわけですが、これは決して京田のことを見限ったわけではなく、何とか奮起してくれないかという期待の裏返しでは」(野球ライター) 今季はほとんどいいところがなかったが、昨季までは打率.250、本塁打4本、打点30~40前後をおおむねキープしていた京田。正遊撃手としての復活を期待するファンは多いが、来季は立浪監督に重用されるような活躍を見せることはできるだろうか。 文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月14日 20時30分
ロッテ・福田に「何度やれば気が済むのか」呆れ声も 来季に早くも黄信号? 右肩手術発表が物議
これまでソフトバンク(2007-2019)、ロッテ(2020-)でプレーし、今季までに「782試合・.228・29本・145打点」といった通算成績を残しているプロ16年目・33歳の福田秀平。14日、右肩のクリーニング手術を受けたことを球団が発表した。 球団公式サイトはこの日、福田が「右肩の関節鏡下関節授動術(骨棘切除、クリーニング術)」を13日に受けたと発表。また、「2020年6月に死球を受けた際に右肩甲骨を骨折。その後、後遺症が今日に至るまで複数判明し、最終的に変形性肩関節症の症状に起因するものと結論が出たため、このたび骨棘切除、関節唇切除、肩関節包切除を行いました。試合復帰まで3ヵ月を予定しています」と、手術に至った経緯や復帰までの期間も掲載している。 福田は2020年6月16日の練習試合・巨人戦の6回表に右肩甲骨付近に死球を受け、一時は出場を続行したものの7回裏に交代。その後同月20日に右肩甲骨の亀裂骨折と診断されたことを球団が発表したが、これ以外にも故障を負ったという発表・報道は特になかった。 >>ロッテ・井上に「何笑ってんだ」と呆れ声、井口監督にも批判 反撃ムード台無しの暴走が物議<< 福田の手術発表を受け、ネット上には「3年前の死球がそんな事態になってたとは」、「自分に責任が無い怪我で数年苦しんでたってことか…」、「割り切れない面もあるだろうが腐らず回復に努めてほしい」、「試合復帰まで3か月ならキャンプは間に合うはずだから頑張れ」といった驚きや激励の声が寄せられた。 ただ、ファンの反応はこうした温かいものばかりではなく、一部からは厳しい意見も上がっている。福田は2019年オフに4年総額4.8億円(推定)という大型契約でロッテにFA移籍したが、ソフトバンク時代から故障が多いことが知られており、ロッテ入り後も右肩甲骨の亀裂骨折(2020-2021)、右恥骨筋損傷(2020)、左肩関節脱臼(2022)と3年連続で故障離脱が続いている。ネット上には「死球骨折はノーカウントとしてもさすがに故障多すぎ」、「億単位のカネもらっててこのザマは擁護できない」、「本当に何度故障をやれば気が済むのか…」といった呆れ声も散見される。 過去3シーズンの通算成績は「86試合・.202・5本・25打点」とほとんど稼働できないまま、来季契約最終年を迎える福田。オフの間にコンディションを立て直し、ファンの信頼を取り戻すような逆襲を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について千葉ロッテマリーンズの公式サイトよりhttps://www.marines.co.jp/
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スポーツ 2022年10月14日 18時30分
広島・西川、慰留振り切りFA宣言?「不穏な雰囲気出すな」秋季練習後コメントにファンの心配相次ぐ
広島・新井貴浩新監督がFA慰留を行っているプロ8年目・29歳の野間峻祥、プロ7年目・27歳の西川龍馬。14日に伝えられた両名のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、2人は秋季練習中の13日にそれぞれ取材に対応。その中で新井新監督からの慰留について、野間は11日に直接連絡をもらったことを明かした上で「そう言ってもらえるのはありがたい。残れば、新井さんの思う野球に貢献したい」と前向きにコメント。一方、西川は「どうなんですかね」、「ノーコメントです」と、慰留を受けての心境や連絡の有無などは全く言及しなかったという。 2人はどちらも外野を本職とする左打者で今季、野間は「85試合・.312・0本・16打点」、西川は「97試合・.315・10本・53打点」をマーク。新井新監督は12日の就任会見後に生出演した地元ローカル番組の中で、「選手が頑張って得た権利ですが、残ってもらいたい。居てもらわないと困る。彼らには私の思いを伝えている」と2人の慰留に乗り出していることを明かしていた。 >>広島・新井新監督、オリ水本ヘッドを引き抜くか 先月予告していた? 能見引退セレモニー中の発言が話題に<< 2人のコメントを受け、ネット上には「野間と西川でコメントに差があり過ぎだろ」、「連絡受けたかどうかもノーコメントって…そんな不穏な雰囲気出すなよ」、「西川の本心は分からんが、文面だけ見たらもう出ていく気しかしないな」、「最初前向きなこと言ってたくせに、って移籍後に言われないよう沈黙したのか?」、「去年からちょっと怪しい感じは出てたけど、いよいよ現実になる時がきたのか」と、西川の去就を案じるコメントが寄せられた。 「今オフFAで出ていくつもりなのではと物議を醸している西川は、昨オフの契約更改後会見でのコメントもファンをざわつかせています。1300万円増の年俸7600万円(推定)でサインした西川は金額には納得している旨を述べた一方、1~8番まで様々な打順で起用されたことについて『(得られるものも)ありましたけど、ごくわずかで。いろいろ悩みの方が多かったです』と愚痴をこぼしたり、球団からの背番号変更打診を『まだ早い』という理由で固辞した旨などをコメント。ファンの間では『打順コロコロに不満だったのか? だとしたら首脳陣は考えないとFA交渉に響きかねない』、『番号変更断ったのは来オフの権利行使を睨んでか?』といった見方も少なからず上がっていました」(野球ライター) 西川は8日に球団と残留交渉を行っているが、交渉後に応じた取材では「あと2、3回は話をすると思う。今日でどうこうはない」と本格的な話し合いはこれからと説明したことが伝えられている。仮に権利行使なら複数球団による争奪戦は濃厚とみられているが、果たして今後の展開はどうなるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月14日 15時30分
ソフトB・藤本監督、CS後コメントに批判「責任転嫁するな」 大関への酷評が物議、起用方針のブレも投球に悪影響か
12日に行われ、ソフトバンクが「3-4」で敗れたクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージのオリックス戦。ソフトバンクのプロ3年目・24歳の大関友久に対する藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 大関はこの日3回裏途中から2番手として登板したが、3イニング目の5回裏1死二塁でオリックス・杉本裕太郎に初球の内角ストレートを捉えられ2ランを被弾。この一発で「2-4」と勝ち越されたソフトバンクは、最終回に1点を返すも反撃及ばず敗戦となった。 「2.2回2失点・被安打3」で敗戦投手となった大関について、藤本監督は試合後に応じた取材の中で「安易な一球だったね。一塁が空いているわけだから」とコメント。一塁が空いていたため四球はOKとして、ボール球を中心に慎重に攻めるべきだったと苦言を呈したという。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< この藤本監督のコメントを受け、ネット上には同調の声が上がったが、それ以上に「だったら敬遠指示を出せばよかっただけでは?」、「一塁空いてるんだから、って言うなら何故それを大関に伝えない?」、「絶対にベンチの責任もあっただろ、それを大関1人に責任転嫁するな」、「自分を棚上げして選手をやり玉に挙げてるのは極めて不愉快」といった批判が相次いだ。 また、一部ファンからは大関の起用自体が事前の方針と矛盾していないかという指摘も上がっている。大関は先発として6勝を挙げていた8月初旬、左精巣がんの疑いで手術を受けたことを球団が発表。藤本監督は今季復帰が厳しいという予想が早まり9月下旬に一軍復帰した大関について、CS前に「体力が戻ってないので慎重に使わないと」と連投はさせない旨を語っていたが、12~13日にかけ連投起用した。ネット上には「慎重に使うって言葉は嘘だったのか」、「病み上がりの投手を酷使して、打たれたら文句言ってって救いようがないな」といった意見も散見される。 試合後の取材の中では、大関連投の理由について「(球の)力があるし、2イニングぐらいはいける」と状態が良く見えたからと説明している藤本監督。ただ、戦前の方針を貫いていれば大関の被弾や13日の敗戦は避けられていた可能性もありそうだ。文 / 柴田雅人
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