今回の大会はNEXCO各社の創立10周年を記念して開催。コンテストのテーマは「地元の食材を使用し、地域の食文化や魅力が溢れるメニュー」となっている。全国のサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)、158店舗が参加した予選会を勝ち抜いた12店舗で、全国大会は競われた。
審査は試食、視覚、価格、テーマとの適合性、オリジナリティについて審査委員が総合的に審査し「グランプリメニュー」1品と「準グランプリメニュー」2品、「特別審査員賞」3品を決めるというもので、審査委員長はテレビ番組『料理の鉄人』で活躍した、「四川飯店」オーナーシェフの陳建一氏が務めた。
見事グランプリを受賞したのはNEXCO中日本・有磯海SA(下り線)の「越中とやま 食の玉手箱 “旅のしおりに想いを込めて”」(3200円)で、有磯海SAの畑料理長は「これからも高速道路を盛り上げていきたいと思っているのでよろしくお願いします」と受賞の喜びを語った。
SA・PAグルメとはいっても、最近は、本格的な料理人が調理した高級レストランさながらのメニューも多く、高速道路を利用した時は、SA・PAに立ち寄ってその土地の味を楽しむのも良いかもしれない。
なお、準グランプリは、山陽自動車道 下松SA(上り線)の「〜やまぐち 味百景〜」(1850円)と、常磐自動車道 守谷SA(上り線)の「茨城イタリアン フルコース ファンタジーな料理の世界」(2980円)が。審査員特別賞には、関越自動車道 上里SA(下り線)の「上里真心膳」(2980円)、長野自動車道 梓川SA(上り線)の「野麦峠 〜すんきとうじ蕎麦〜」(1620円)、長崎自動車道 川登SA(上り線)の「九州三都 大名椀御膳〜長崎街道味の大名行列〜」(1706円)が選ばれた。(斎藤雅道)
【画像特集】旅のグルメ! SA・PAメニューコンテスト全国大会
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