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共同通信杯(JpnIII 東京芝1800m 10日) 藤川京子 サダムイダテンがクラシックへ名乗り

 共同通信杯は◎サダムイダテンがクラシックへ向け、一歩前進します。
 新馬で3馬身差圧勝の余勢を駆って挑んだ前走のラジオNIKKEI杯2歳S。1戦1勝でいきなりの重賞挑戦、それでいて1番人気に推されたように関西でも指折りの評判馬といえますが、実際にレースでもそれに違わぬパフォーマンスを披露しました。
 スタートで脚を滑らせ、最後方からの競馬。雨が降っていて重馬場でしたから、ちょっと致命的になったかもと思っていましたが、直線で急襲。すごい瞬発力で前の集団を飲み込み、サブジェクトにクビ差まで迫ったところがゴールでした。スローな流れなど、展開面を考えると勝ちに等しい内容といっていいですね。

 今回は広い東京コース。跳びの大きいフットワーク、さらに、長くいい脚を持続できるので500m超の直線でどれだけの爆発力を見せるか、非常に楽しみです。前走後は放牧に出て、1月中旬に帰厩。順調に乗り込まれており、態勢は整いました。資質、完成度の高さでクラシック登竜門を難なく突破します。

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