そこで今回は、元書店員でありながら現在はライターとして活躍する二ノ宮さなさんに、「書店員の落とし方5箇条」をお伺いしました。
■1.目を見てお礼
「書店員さんの多くが、本好きで少し人見知りなところがあります。だからこそ、本を買う際には、彼女の目を見て『ありがとう』と言ってあげてください。そういった律儀さに弱いので、効果はかなりあるはずです」
■2.立ち読みする
「かのじょに覚えてもらうために、足繁く書店に通い、そして立ち読みをしましょう。毎回同じコーナーだとなおよし。“あの人いっつもあそこで読んでるな”と記憶に残ります」
■3.リクエストをする
「しばらく経って覚えてもらえても、いきなり世間話をするのは危険。『注文したい本があるのですが…』くらいからが無難。こうすれば、注文した本を受け取るときにも会話のきっかけができますしね」
■4.オススメを聞く
「だんだん話せるような仲になってきたら、オススメの本を聞いてみましょう。彼女の好みがわかりますし、読み終わったら感想を言うなどでき、一気に距離が近づきますよ」
■5.本の貸し借り
「最終的には、お互いが本の貸し借りをできるくらいにまでなれば、もう落とせる寸前です。できるだけ彼女が好きそうな本を貸して、じゃんじゃんアピールしてくださいね。本の趣味の合う男性に、彼女たちは弱いですから」
いかがでしたか? 固そうな書店員も、本をきっかけにすれば難攻不落ではない模様。諦めず、頑張ってください!
取材・構成 ウッドマーラー☆たろ