「今年も“紅白”に出られることに感謝を感じながら、セクシーなドリームをみなさんに送れればいいなと思っています」と、中島は王子様らしいコメント。菊池は、「個々がそれぞれ活動させていただいた1年。5人の結束がすごい高まった1年で、それが最後に“紅白”のステージでお見せできるのは、すごくうれしい」とこぼす。
2月に公開された中島の主演映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』は、観客動員100万人を突破。菊池は黒島結菜とのW主演で、初の“土9”連ドラ『時をかける少女』に出演。佐藤は橋本環奈とのW主演で、来年封切りの映画『ハルチカ』の撮影に追われた。その一方で、9月に最愛の父(享年57)を亡くすという悲しみを経験。今月に開幕した舞台『ジャニーズ・オールスターズ・アイランド』では、父の死を叫ぶシーンで本物の涙を見せた。
その佐藤が二十歳になったことによって、5人の平均年齢がようやく20歳になった。「今回はバックダンサーをつけずに、5人が大人っぽくなってると思うので、5人の魅力が伝わると思いますね」と、今年10月にリリースした初のミディアムバラードを特別アレンジした歌唱ソング『よびすて紅白'16』を分析した。5人のイメージカラーと融合したシンプルな演出も見どころだ。
ハーフで最年少のマリウスは、ようやく16歳になった。デビューからのおよそ5年で、身長は33cmも伸びた。母国のドイツに住む祖母は、孫が“紅白”で歌うことを毎年楽しみにしている。「まだ連絡とってないですけど、今年も見てくれると思います」(マリウス)。
「Sexy Zoneは5周年で進化して、次のステージに進んだ。という意味で、今年は“進”という漢字がいいんじゃないかな」(中島)。「5年間応援してくれた人、スタッフさんに、この“紅白”で恩返しできたらいいな。6周年に向けていいスタートを切れる、大人っぽいSexy Zoneらしいパフォーマンスをできればいいですね」(松島)。
次のステップに向けて、セクゾの跳躍は止まらない。