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青山スタジオ物語〜私がキャバ嬢になったワケ〜第六夜

 越谷『カーニバル』から、『青山スタジオ』にやってきたいちか嬢(20才)。挨拶もそこそこに、撮影用のドレスからこぼれそうな、胸の谷間に目が釘付け。

 「これ実は、すっごく盛ってるんですよー。せっかくドレスアップするんだから、セクシーっぽくするのも楽しいですよ」サラリと受け流すかと思えば、「H話、苦手じゃないかも…けっこう乗っかっちゃう方。言わなくていい! 言い過ぎ! って言われちゃったり」なんて言う煽り上手。

 さすがのトークセンスだが、半年ほどのブランクを経て、復帰したのはほんの2か月前。今は自分のペースを掴むので精一杯だ。

 「今もそうだけど、その時々の会話を盛り上げなきゃって、無我夢中。後でどうしてそんな流れになったか思い出せないんですよね」

 元々、モデルになるのが夢。しかし、なれるはずがないと諦めて専門学校に進学。気がつくと、プロカメラマンに撮影され、モデルさながらHPなどに登場するようになっていた。

 「先のことはホント、わかりませんよね。でもモデルとキャバ嬢は全然違う。混同はしません」とはいえ、タレントキャバ嬢へのチャンスは、どこに転がっているかわからない。「そうですね。もしチャンスがあったら…乗っかっちゃうかも!?」

 夢のカケラが光るように、瞳がキラリと輝いた。

【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/

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