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東京盃 古豪ネイティヴハートが中央勢を迎撃態勢

 今週の大井競馬は「東京盃」(JpnII 1200m 3日)、「東京記念」(SII 2400m 4日)のダブル重賞ウイーク。東京盃は馬インフルエンザ発生で制限されてきたJRA、他地区との交流がようやく解禁になり、現在重賞4連勝中で通算8冠を誇る女傑メイショウバトラーを筆頭に豪華メンバーが顔をそろえた。迎え撃つ南関東からは、JRA重賞戦線で活躍してきたネイティヴハートが2004年の当レース出走以来、3年ぶりに南関東に登場。久々の勝利を狙う。
 9月29日午前2時40分、調教に出る馬もまだ少なく静寂に包まれた船橋競馬場の本馬場を、ネイティヴハートが力強い脚取りで進んでいく。中井調教厩務員を背に単走で5F64秒0→49秒6→37秒0→12秒1(一杯=良)を計時した。
 これまで追い切りでは闘志むき出し。抑え切れない手応えで駆け抜けていたネイティヴだが、この日は鞍上の指示に従い、スムーズな走りを披露。この変化について坂本昇師は、追い切り時間の変更を一因に挙げる。

 「夏場は暑い時間帯を避けて調整してきた。だから、リズムを崩さないよう今回もそのままの時間で追い切ることにした。馬っ気の強い馬だけど、他馬がいなければ落ち着いていて掛かることもないからね」
 6月の北海道SCの後はJRAのNSTオープン、セントウルS出走を目指したが、馬インフルエンザ発生の影響を受けて路線を変更。久しぶりの南関出走を決めた。
 「間隔はあいたけど、どちらのレースにも出走できるようにしっかり乗り込んでいたから仕上がっているよ。前走は向こう(旭川)でイレ込んで体が減ってしまったり、久々のダートで砂を被って少し嫌がったりしたけど、それでも最後はしっかり差を詰めてきているからね。普段の調教はダートでやっているんだし、前回で砂を被った経験がここに生きるとなおいいね」
 今年は3戦を消化し、(12)(15)(8)着と不振が続いている。しかし、展開が向かずに脚を余すケースも少なくなく、思うようなレース運びができていないのも事実。師は9歳になっても衰えは見られないという。
 今後の状態により、スワンSやJBCスプリント出走も視野に入れている陣営にとって、ここは今年後半戦への試金石となる大事な一戦。再始動へ向け準備は万端だ。

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