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北陸S “サウスポー”トウショウギアが必勝態勢

 29日(日)の新潟メーン「北陸S」(オープン ダ1200m)は、欅Sをレコードで圧勝したトウショウギアが優勝候補の最右翼。際立っているのは全11勝中10勝(うち新潟2勝)を左回りで挙げている点だ。連勝の絶好機に、池上助手は「ここを勝って賞金を加算したい」と気合十分だ。
 「相手うんぬんより、自分自身と59kgとの戦い」欅Sの再現を狙うトウショウギアの課題は池上助手が指摘したこのひと言に尽きる。
 その欅Sは58kgを背負って驚異のレコード勝ち。4角で先頭に立つと、あとは独壇場。最後は後続を4馬身突き放すケタ違いの強さを見せつけた。その内容から、1kg増の59kgは心配ないように思えるが…。「相手は55-56kgでしょう。やはり気になりますよ」前走圧勝も、カブトの緒を締めることを忘れない。
 もう一点は「いかに自分のリズムで走れるか」。自分の型に持ち込んだときの強さは欅Sで証明済みだが、一度それが崩れてしまうと気難しい面を出すモロさも同居している。だからこそ、「小細工はいらない」と言い切る。同型馬との駆け引きは無用。「番手か、3番手でスムーズに流れに乗れれば」たとえ乱ペースに巻き込まれたとしても、自分の競馬を貫き通せばヘコタレることはないと確信している。
 もっとも、その自信は当地<2103>のコース実績に加え、抜かりなく仕上がった状態面からきている。「夏に強いタイプではないけど、涼しい日が続いたのでうまく調整できた。いい状態で臨めます。今後のためにどうしても勝ち進み、賞金を大きく加算させたい」池上助手は盛んに腕を撫していた。

 【最終追いVTR】坂路で単走。終始、馬なりながらも動きは実にリズミカル。ラストも余力十分に12秒1をマークし、好調キープをアピールした。ひと息入ったが、体つきもすっきりしている。

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