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一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(12/6) ステイヤーズS

 中山11R ステイヤーズS

◎ホッコーブレーヴ

 アルゼンチン共和国杯組が主力を構成する組合せだが、最上位(2着)だったクリールカイザーよりも魅力的に映る馬が2頭いる。昨年の覇者であるデスペラードと春の天皇賞で一線級相手に僅差の勝負をしたホッコーブレーヴ。両頭ともに前走は不本意な負け方をしているが、デスはブリンカーが効き過ぎた印象の大逃げで末を失くしたこと、ホッコーは休み明けと外枠だったことでうまく脚をためられなかったことが敗因と容易に想像できる。ともに条件の好転する今回、実績的に考えても巻き返しは必至だ。

 デスは、昨年と同じローテでの臨戦で3000m超級の成績はピカ一。近走は物足りない内容が続いているものの、右回りの長距離戦は手堅いのできっちり変わってくるだろう。何よりも、昨年、2着馬を3馬身半突き離した強さが印象強く、このメンバーなら外せない。ホッコーは、折り合いの注文はつくものの、春天での接戦、そして日経賞でラストインパクトに先着していることなどから考えても底力は明らかに上位。折り合っての決め手勝負になればデスを凌ぐかもしれない。

 他では、気分良く先行した際のクリールカイザー、同型ながら54キロの斤量が魅力のスズカデヴィアス、2年近くの休養明けを叩いた菊花賞2着馬スカイディグニティの変わり身などに注意したい。

馬連 流し
(13)-(2)(5)(8)(15)

3連複 軸2頭流し
(8)(13)-(2)(5)(15)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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