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美浦黄門・橋本記者がマイネルチャールズ・松岡騎手を直撃

 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞。群雄割拠の様相を呈すなか、果たして最後の1冠を手にするのはどの馬か。美浦黄門こと本紙・橋本千春記者は、皐月賞3着、ダービー4着とメンバー屈指の安定感を誇るマイネルチャールズに着目。主戦松岡騎手を直撃インタビューした。

 −−まずは追い切りの感想をお願いします。
 松岡騎手「先週(2頭併せで)負荷をかけてやっているので、きょうはサッとやる予定だった。でも、またがってから太く感じたので、終いだけビシッとやりました。直線でステッキを落としたけど、追ってからグンと重心が沈み、反応はすごく良かった。休み明け3戦目で、ベストのデキで臨めます」

 −−前走のセントライト記念は惜しい2着でした。
 松岡騎手「勝って本番に行きたかったが、なかなかうまくいかないですね(笑)。馬体を併せると勝負強さを発揮するタイプらしく、自分の型に持ち込み力は示せたと思う」

 −−最後の1冠に臨む現在の心境を聞かせてください。
 松岡騎手「菊花賞はマルブツライト(2005年8着)、サンツェッペリン(07年14着)に続いて3度目の挑戦だし、落ち着いて乗れると思います。京都はタフなコースだけど、克服してくれるでしょう」

 −−ポジショニングはどう考えていますか? 
 松岡騎手「逃げ宣言している馬もいるので、スタートしてから対処するつもりだけど、(05年、2番手マークからディープインパクトの2着した)アドマイヤジャパンをイメージして乗るつもりです」

 −−距離については?
 松岡騎手「若干長いと感じているけど、三千でドンと来いという馬は見当たらないし、この馬の底力を信じて乗りたい」

 −−最後に意気込みをお願いします。
 松岡騎手「距離が課題だけど、ロスなく走らせてやれば結果はついてくると信じています」

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