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谷やんの地獄耳 ラナンキュラスの渋田助手を直撃

 深まる秋、今年デビューした若駒たちも暮れに控える2歳GIを目標に戦いが激しさを増してきた。「第14回ファンタジーS」(JpnIII、京都芝1400メートル、8日)も阪神JFへ向け、有力牝馬がラインナップ。とりわけ、新馬→特別を連勝しエリート街道に乗ったラナンキュラスは、2歳女王はもちろんのこと来春のクラシックも狙える好素材だ。栗東キャップの谷口記者が、渋田助手に迫った。

 −−良血馬らしくデビューから2連勝を収めました。
 渋田助手「まだまだ心身ともに幼くて弱いですね。周囲の物音などにも過剰なくらい敏感だし、物見をしたり遊ぶ面も多い。でも、それでいてあの走りができるんだから、持っているものが違うとしかいいようがないね」

 −−良家のお嬢様だけに気苦労も多いのでは?
 渋田助手「母のファレノプシスを現役時代に担当していた清水久調教師に、よく相談したりしているんだ。話を聞くと気性、体質ともに若馬のころの母とそっくり。長所もきちんと受け継いでいて、とにかく馬体がすごく柔らかくてゴムまりみたい。動きも俊敏だから、人馬ともどもケガをしないように全神経を集中して乗っているんだ」

 −−ケイコをつけていて感触は?
 渋田助手「キャンターだと遊び遊びだけど、追い切りになると自分からスーッと動き出す感じで一変する。追ってからはグッと重心が沈んで何ともいいようがない乗り心地。また大跳びじゃないのに、跳躍時間が長く器用さもある。それに、ケイコでも競馬でもバッチリ折り合いがつくのはいいね」

 −−最後に期待のほどを。
 渋田助手「もう厩舎の馬ではなく、ファンの馬だと思っているぐらい。やれば坂路で(800メートル)51秒台は出るけど、その必要もないでしょう。期待に応えられるデキにあると信じています」

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