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岡山・倉敷市職員の男が女児のスカート内盗撮のため大阪まで出張

 大阪府警水上署は7月20日、大阪市内の水族館で、女児のスカート内を盗撮しようとしたとして、府迷惑防止条例違反(ひわいな言動)容疑で、岡山県倉敷市の農林水産課の男性係長(45=同市酒津)を逮捕した。

 逮捕容疑は、19日午後4時45分頃、大阪市港区海岸通の水族館「海遊館」で、土産物店にいた徳島県内の小学2年の女児(8)の下着を盗撮する目的で、小型ビデオカメラを仕込んだ靴をスカート内に差し入れた疑い。

 同署によると、女児と一緒にいた親族が、たまたま非番の府警警察官夫婦で、妻が盗撮行為に気付いて声を掛けると、男は逃走。数百メートル走って逃げたが、夫に取り押さえられた。発覚を恐れた男は、逃走途中にカメラとメモリーカードを破壊した。メッシュ地になっていた靴の甲の部分に、カメラを仕込んでいた。

 男は「盗撮するために大阪へ来た。(この日だけで)20〜30人を撮影した」と供述し、容疑を認めている。

 事件当日、男は仕事が休みで、家族には「仕事」と偽って、新幹線で大阪に向かったという。

 倉敷市では、今年5月に40代男性職員による盗撮事件が起きたばかり。文書で綱紀粛正の徹底を図ったほか、7月には、県警からの出向職員を講師にして、管理職対象のコンプライアンス(法令順守)研修を実施していた。

 それにしても、地元ではやりにくかったのかもしれないが、わざわざ岡山から大阪まで出張して、盗撮行為に及ぶとはご苦労なことである。
(蔵元英二)

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