就職活動中の大学生が直面するであろうややこしい問題ですよね。私はそもそも今の仕事に就くつもりでいましたが、社会勉強のために5社ほど入社試験を受け、ある企業の面接官に「あなたにとって働くとは?」という質問をされたことがあります。
私の昔話はさておき、ニートのブロガーphaさんがそんな「働くって何?」と問題提起をしたところ様々なコメントが書き込まれています。そのリアクションの一つに、
「マジレスすると次だろーなぁ。
(1)生活の糧を得る
(2)社会参加
(3)自己実現」
というものがありました。「働くとは何か」に対する答えには一人一人異なる回答が出るでしょうが全てを集約するとこの3つの要素が含まれるような気がします。
上記の3項目全てを含んだ回答をできるのは社会人の中の「リア充」といえるのではないかと私は思います。中には、仕事が「生活のため」だけにしか意味を果たしていなかったり、「社会参加」のみしか機能していなかったりする人もいるわけです。
現在25歳、周囲の友人たちもみなサラリーマンという私の独断と偏見ではありますが、どんな人が「リア充社会人」3項目を満たせていないかというと就職活動で妥協した人がその一部だと思います。私が大学4年生の頃から「内定ある組」「無い内定組」の二極化現象が顕著になりました。3年生の冬頃はみな、野心たっぷりなんですが、夏には自分の夢、目標、興味などから遠い業界や企業を受けるようになるわけです。
当初の自分の夢や目標から遠ざかると先ほど挙げた3項目のうち、仕事が「生活の糧を得る」ためであったり、「社会参加」だけしか機能しなくなります。一方で自分の夢や目標にこだわり貧乏だが「自己実現」だけは果たしたという人もいるでしょう。
しかし、25歳の現時点で3つの項目を満たしていないだけで、来年には全て満たす可能性もあります。今の時期でも必死に就職先を探している大学4年生もたくさんいるはずです。全てが終わったわけじゃありません。「リア充社会人にはもうなれない」とがっかりせず踏ん張って欲しいと思います。ちなみに私は「社会参加」と「自己実現」しか満たせていません。就活中の学生のみなさんは自分の就きたい仕事に就けないかもしれませんが、いつかともに「リア充社会人」になれるように頑張りましょう。(近藤)
【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/