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ステイヤーズS アベコーは単騎で行けるワンダースティーヴで大穴狙い

 5回中山競馬のオープニングを飾るのは、師走の名物レース「第41回ステイヤーズS」(JpnII 芝3600m 12月1日)。内回りコースをグルリと2周。東西のスタミナ自慢による2周目向正面からの攻防が一番の見どころだ。アベコーこと阿部幸太郎が、今年のマラソン王者に指名したのは伸び盛りの3歳馬ワンダースティーヴ。単騎逃げ必至の組み合わせで、まんまと一人旅を決める。
 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。
 先週のジャパンCに感動しました。素晴らしいレースでした。アドマイヤムーンの岩田騎手は非の打ちどころがないくらいの好騎乗。インタビューでの彼の涙が、また胸を打ちました。私の◎ポップロックもゴール前で猛然と肉薄。一瞬、差したかなと見えたのですが、ほんのわずか届かず。直線でフサイチパンドラの内を突いていれば勝っていたはず。☆◎▲ゆえに悔しいですが、まあ、これも運命。仕方ないです。
 さあ、今週から暮れの中山、阪神開催。有馬記念まで勝利の行進と行きたいものです。
 中山初日のメーンは、「ステイヤーズS」。人気はトウカイトリックとネヴァブション。昨年2着したときと同じステップのトウカイトリックですが、前走のAR共和国杯で2着。時計が自己ベストを記録。明らかに急仕上げ状態だったこともあり、逆に反動が危ぐされます。また、ネヴァブションも良化度がややスローの印象。

 で、ワンダースティーヴに期待します。確かに3歳馬でキャリア不足が気になるところですが、それ以上に魅力があるのが展開の良さ。メンバーを見渡しても、このワンダースティーヴが主導権を取った場合に、競りかけてくる馬がいません。まず、単騎逃げの一人旅なのです。しかも、人気のトウカイトリックが各馬の目標になって、ますます最高の形の逃走劇が期待できそうです。
 これまでの芝2勝は、2000mと2400mで挙げたもので、それゆえスタミナ戦はむしろ歓迎とさえ思えます。2走前の休養明けだった高雄特別で1着。当時、馬体が20kg増。明らかに急仕上げのつくりで、人気のタガノファントムやテンシノゴールドを一蹴。ラスト3Fはいずれも11秒台の粘り腰。3歳馬の成長力と、得意としているスタミナ戦。そして気楽にノーマークで逃げられる有利さで、劇的な逃げ切りに期待です。

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