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一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(12/22) 有馬記念

◆中山10R 有馬記念

★ヴェルデグリーン
★カレンミロティック
★ナカヤマナイト
 
 近5年の有馬をみると、極端にレースの上がりの速い展開が2回、そしてこの距離としては妥当と思える36秒台が3回だった。ゴールドシップがまくりを決めた昨年は、もちろん後者の展開。確たる逃げ馬不在の今年はどういった展開になるのだろうか。そこが大きな鍵になるのは間違いない。どちらの流れになっても、末脚に一番安定感のあるのはオルフェーヴル。最終追い切りでのパフォーマンスが物足りなかったことから、100%のデキにない、との報道は少なくないが、この距離では世界でトップクラスの馬、まともな競馬なら馬券圏内から外れることはないだろう。オルフェを中心に据えて惑星馬を探すのが賢明な作戦とみる。

 典型的な中山巧者であるナカヤマナイトは「過去最高のデキ」と追い切りに騎乗した柴田善騎手が絶賛。時計のかかる今の馬場への適性もあり、勝つまでは疑問でも2、3着ならあって不思議でない。

 ナカヤマ同様に中山コースに抜群の適性を示すのがヴェルデグリーン。圧巻の差し脚を見せたオールカマーが忘れられないが、そもそも中山で3〜4角外を回って差し届くケースは珍しく、よほど中山のバンクが合っているか、ワンランク上の力量を持っているかだろう。もしかしたらマツリダゴッホ(2007年V)級の中山巧者かもしれない。一発の魅力十分だ。

 2番手から抜け出して後続を突き放し強い競馬を見せた金鯱賞勝ちのカレンミロティックも好勝負の予感が漂う。この馬を管理する平田調教師は、世紀の一発屋、ダイユウサク(1991年V、2週間前に逝去)の担当厩務員だったこと、圧倒的な人気馬がいたこと、その年も12月22日の有馬だったことなど、因縁めいたエピソードが少なくない。さらに加えれば、有馬でディープインパクトに国内唯一の黒星をつけたハーツクライ(2005年V)の産駒でもある。

 ゴールドシップがムーア騎手でスランプを脱出するのもいいだろう。ウインバリアシオンが往年のライバルの引退レースで一矢酬いるドラマもいいだろう。トーセンジョーダンの久々GI優勝もまたしかり。ただ、馬券の妙味を優先してオルフェーヴルから先に挙げた3頭へ買う。

【馬連】流し(6)軸→(2)(3)(15)
【3連単】フォーメーション(2)(3)(6)→(2)(3)(6)(15)→(2)(3)(6)(15)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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