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小倉記念(JpnIII 小倉芝2000m 29日)本紙・谷口はヴィータローザがリベンジVへ万全

 “大暑”の23日に九州、四国地方の長かった梅雨があけ、こちら栗東でも憂うつな雨雲どこへやらの晴天続きに。 
 小倉記念の助っ人取材に東京から駆けつけ、栗東初見参となった、わがナイガイの若きホープ石沢記者も「暑いっすね。でも、美浦と違ってオープン馬ばかり。取材にやりがいがあります」と頼もしい。広大な栗東トレセンを額に汗かき、東奔西走してくれた。
 さて、この夏のエネルギッシュな太陽の日射しが最も似合う人といえば、九州・宮崎県出身でご当地場所となる橋口師。「競馬場もたくさんある。小倉だからといって特に意識はないよ」と言いながらも、「旧友と一杯やるのが毎年夏の小倉の楽しみなんだ」。いつにも増してまぶしい橋口スマイルを振りまくが、もちろん今週の目玉はサマー2000シリーズの第3戦・小倉記念に照準ピタリのヴィータローザだ。
 「今年は(4ポイント差の6位に終わった)去年の反省を踏まえ、シリーズを3戦する」(同師)と勇躍、臨んだ初戦の七夕賞は、福島開催の最終日でローザの最も苦手なボコボコのターフコンディションに泣かされ、意気込みも空回りに。さらに「いくらなんでも大外を回りすぎ。1、2着馬みたいに、徐々に外に持ち出すなら良かったのに、最初から最後まで大外を回りっぱなしではな」と温厚な師が久しぶりに頭に血が昇ったという凡騎乗も重なった。
 ただ、そんななかでも4着まで追い込み、きっちり3ポイントをゲットしたあたりが、今年の充実ぶりを示すもの。「もう厩舎装鞍をしなくても鞍を置けるようになったし、精神面の成長が今の安定感になっている。何より馬場のいい小倉は得意だし、去年(2着)にしたってスウィフトカレントとはハンデ差の分だけ。力負けしたとは思っていない。その証拠に次の新潟記念(3着)では先着しているんだから」
 昨年はスウィフトと57.5kg対55kgだったハンデが、今回57kg対58kgと逆転したのは明らかに有利。今年は本気で獲りにきたヴィータローザが、リベンジVでサマー2000シリーズの主役に躍り出る。

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