この夫妻は昨年10月、仙台市太白区内のスーパーマーケットに設置されているセルフレジで不正行為を働き、トイレットペーパーなど22点、計7000円相当を万引きした。犯行の詳しい手口は模倣犯を防ぐ観点から伏せられているが、この夫婦はバーコードを読み取らせずスルーする、料金入力商品を実際よりも安く入力するなどして商品を盗んでいたとみられている。
あまりにもセコく、それでいてどこか老獪な手口にネットユーザーからは「セコすぎる」「最初から盗むつもりでセルフレジに入っていた。酷すぎる」などの怒りの声が。また、セルフレジについても「日本人の良心に任せたシステム。外国人には理解できないのでは」「悪質な人間は突破しようとする。もう少し防犯対策をしっかりするべきだ」という意見が出た。
セルフレジは諸外国でも導入されており、外国人だから不正をするというわけではない。しかし、反日感情を持った外国人の標的になってしまう可能性は否定しきれないだろう。
昨今、人手不足を補う意味で、セルフレジはスーパーマーケットで多数導入されている。いずれも顧客自身がカゴから商品を取り出し、バーコードリーダーにバーコードをかざし、レジ袋に入れるというもので、導入当初は違和感を覚えるユーザーもいたが、現在はすっかり定着した感がある。
その一方で、「不正」を働こうとする者がいることも事実。セルフレジの詳細設計は発表されていないが、重量を管理するなどの不正防止システムが搭載されており、一般的なセルフレジはスキャンした商品をレジ袋やエコバッグに移し替えない場合、異常を検知し警告を出すようになっている。
しかし、今回の事件を見る限り、「抜け穴」がある模様。事件があった23日は、男性店員が不正の様子を目撃し、取り押さえようとしたところを逃走したことから事件が発覚しており、人件費削減が目的だとしても、やはり店員の監視は必須であるようだ。
いずれにしても、セコすぎる韓国籍の男と中国籍の女。罪を償わせるとともに、店側も出入り禁止など厳しい処分を行うべきだろう。