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酔っ払いにインタビュー? 『スッキリ』、登戸通り魔事件の目撃者が“笑いながら”コメントで批判殺到

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加藤浩次

 28日朝に川崎市・登戸駅で発生した通り魔事件についての、情報ワイドショー番組『スッキリ』(日本テレビ系)の目撃者インタビューが物議を醸している。

 7時40分頃発生したこの事件について、『スッキリ』では現場を生中継しながら報道。現場を目撃した通行人などに電話インタビューもしていたが、その中には、連行される犯人の男を目撃したという観光客の男性も。しかし、口調がたどたどしく呂律が回っていなかったり、キャスターの加藤浩次の質問に被せながら回答する場面もあった。

 また、加藤が「(犯人が)連行される状況、警察官が何人くらいいて、など覚えている範囲で教えていただきたいんですけど」と質問すると、男性は「いやー、もう警察は大量でしたね。あはは」と笑う一幕も。また、現場の状況について聞かれた際も「路上には血。なんていうんですか? あはは。血だまりっていうんですか。そういうのがなっちゃってるし」と話していた。

 これに対してネットからは、「いや、絶対酔っぱらってるでしょ。なんで笑ってるの…?」「笑いながら話すっておかしい。この人がヤバいやつでしょ」「悲惨な事件なのによくあんなヘラヘラした感じでインタビュー受けられるな…。すごく不快」といった批判の声が殺到。また、「この人をインタビューで出させようって判断誰がしたの?」「どういう経緯で出演者として選ばれたんだか気になる」「酔っ払いの野次馬のインタビューなんて取らないでちゃんとインタビューする人選びなよ…」という番組側に対する批判の声もあった。

 「また、生中継では上空から現場を捉えた映像を使っていましたが、道路上の生々しい血だまりを映しており、これについても『警察がシートで隠してるんだからわざわざ上空から撮らなくていい』『地上波がそういうの映すの本当にやめて欲しい』といった声も聞かれました。他局と差別化するために少しでも異なる目線からの情報を報道しようとするテレビ局の姿勢に、疑問の声も上がっていました」(芸能ライター)

 また、この男性は犯人について「『もうどうでもいいや』という感じ」と話していたものの、犯人は自らを刃物で刺し、重体となっている。これについて、コメンテーターの箕輪厚介氏が「情報では、犯人は首刺して意識不明の状態って言ってますけど、皆川さんは『どうでもいいやって感じで歩いてる』とおっしゃってる。違うと思うんですけど、意識不明って感じなんですか?」とツッコむも、それについては「そこまでは(分からない)」と明確な回答はなかった。

 ツイッターには「皆川さん」というワードがトレンド入りしていたが、その多くが不快感を覚えたというツイッターユーザーからの声だった。

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