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一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(7/31) 小倉記念

◆小倉11R 小倉記念

◎リクエストソング
○コスモファントム
▲アドマイヤメジャー
△ナリタクリスタル
△イタリアンレッド

 5か月ぶりの米子Sを叩いたリクエストソングを狙う。仕上がりまずまずだった前走は、勝ち馬と0.5秒差の7着。中団から伸び切れずもう一息の印象だったが、休み明けにありがちな内容で悲観するようなところはなにもなかった。一叩きして型どおりに良化。ハンデも55キロにとどまり他との斤量差を考えれば重賞勝ち馬相手でも互角に渡り合えるはず。休み明けを含めて、近走はマイル路線に転じていたが、3歳春にはスプリングS(7着)→皐月賞(6着)→京都新聞杯(5着)とダービー出走を目指した馬であり2000mは守備範囲。マイルの流れに慣れており、序盤から好位につけての競馬が予想され、小回りの小倉コースに替わる点はプラス材料とみる。6〜7番人気あたりなので馬券的な妙味も十分だ。コスモファントムが相手。力任せにグイグイ押すような流れが向いており、開幕週の馬場はこの馬に合うだろう。先行して一気に押し切ってしまうケースが目に浮かぶ。トップハンデ(57.5キロ)とはいえ、前走の七夕賞(7着)で0.6差だった勝ち馬が3キロ増。それでいてこの馬は据え置きならば不利はなく逆転も容易だろう。休み明け3戦を経て徐々に調子を上げてきているアドマイヤメジャーが不気味。今週の追い切りでも迫力満点の動きだった。力はあるので折り合いのつくスムーズな競馬ができるようなら勝ち負けに加わってくる。昨夏のサマー2000チャンプ・ナリタクリスタルも調子を上げているが、G1級が相手とはいえ金鯱賞(13着)は負けすぎ。一変は難しく抑えまで。同様に、七夕賞を制した夏女イタリアンレッドも、先行勢をまとめて差し切った末脚に地力強化は感じられるが、いきなりの3キロ増で同じ競馬ができるかどうか疑問。こちらも抑えまで。

【馬連】流し(6)軸(2)(5)(15)(17)
【3連単】フォーメーション(5)(6)(15)→(5)(6)(15)→(2)(5)(6)(15)(17)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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