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ハッシーの地方競馬セレクション(2/8)「第53回報知グランプリC(SIII)」(船橋)

 こんなはずでは…。先週川崎競馬場でおこなわれた「第66回川崎記念(JpnI)」。本命に推したシカゴ・カブスの上原浩治投手の名言「雑草魂」が似合う血統構成のケイティブレイブは、まずまずのスタートを切ったものの、外のオールブラッシュのダッシュが良く控える形に。道中はゆっくりとしたペースになり、1周目のスタンド前では外からミツバが上がって行き、ケイティブレイブはポジションを悪くしてしまう。向正面で外に出し徐々に前との差を詰めて行くと、手応え良く直線に向いたが思いのほか伸びず、逃げ馬を捉えられないどころか後続にも差され5着。ゆったりとしたペースだったため、揉まれる競馬になったことと、思いのほか伸びなかったところを見ると見えない疲れがあったのかもしれません。

 さて、今週は「第53回報知グランプリカップ(SIII)」が船橋競馬場でおこなわれます。上位2頭にはダイオライト記念(JpnII)とかしわ記念(JpnI)への優先出走権が与えられます。

 本命は、笹野高史のようにいぶし銀の活躍を見せるタイムズアローです。今年で9歳になった本馬ですが、その力は健在。昨年10月におこなわれた埼玉新聞栄冠賞では、向正面から徐々に先頭との差を詰め、直線入り口では早々と先頭に並ぶ。直線では余裕たっぷりに追い出しを待ち、残り100mあたりから追い出し突き抜けて1着。それも上がりはメンバー中3位だから着差以上に強い競馬。前走は3着に敗れたものの、4コーナーで先頭争いから遅れかけたが、直線に入るともうひと伸びを見せ、まだまだ衰えのないところを見せつけました。今回のメンバーを見ても、楽に先行できそうなだけに展開もハマりそうです。そもそも力は上位なだけに勝ち負け必至。

 相手本線は、イッシンドウタイです。明け8歳となりましたが、南関東移籍初戦となったJBC川崎カウントダウン30では、先日おこなわれたTCK女王盃(JpnIII)で地方馬最先着の2着と好走したリンダリンダに1秒6差、重賞勝ちこそないものの2014年には浦和記念(JpnII)で2着となったグランディオーソに0秒3差を付ける圧勝。前走は移籍2戦目でJBCクラシックに果敢に挑戦し、中央馬には完敗したものの地方馬ではユーロビートに次ぐ好走。今回はグッとメンバーレベルが下がる上に移籍3戦目と慣れが見込め、能力全開となれば本命馬を脅かす存在となってもおかしくありません。

 ▲は、全盛期ほどの力はないが、まだまだ重賞戦線でもやれるムサシキングオー。

 以下、エンパイアペガサス、アサヤケまで。

◎(10)タイムズアロー
○(1)イッシンドウタイ
▲(12)ムサシキングオー
△(11)エンパイアペガサス
△(9)アサヤケ

買い目
【馬単】6点
(10)⇔(1)(11)(12)
【3連複1頭軸流し】6点
(10)-(1)(9)(11)(12)
【3連単フォーメーション】12点
(10)→(1)(11)(12)→(1)(9)(11)(12)
(1)→(10)→(9)(11)(12)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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