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データインパクト 中山ダ1200メートル編

 今週は中山土曜1R、3R、7R、12R鹿島特別、日曜2R、6R、10Rに組まれている中山ダ1200メートルを取り上げる(集計対象は2008年以降)。

 ◇枠番別傾向 良い枠番は4、6、7、8枠、悪いのは2、3、5枠。芝の引き込み線からのスタートということもあり、より芝を長く走れる「外枠が有利なコース」といえる。大外の馬番の成績が良いことも特徴的である。

 ◇騎手 単複収支Sランクは吉田豊、勝浦、大野、田中勝の4人。これだけ施行レース数が多い中、単複収支プラスを記録するのは至難の業。大きなプラス材料として扱いたいところだ。
 吉田豊は、1〜4枠では複勝率22%でマイナス収支なのに、5〜8枠では複勝率41%で収支も大幅プラス! 狙い目は外枠だ。勝浦と大野は、このコースで牝馬を扱わせたら一級品。田中勝は、上位人気では普通だが、人気薄で強い。後藤は、複勝率約3割と悪くないが、もし単複を1万円ずつ買い続けていたら、202万円が96万円にまで激減! 外見上、好成績でも収支は最悪…こういうタイプは買えない。

 ◇種牡馬 種牡馬では、Sランクにキングヘイロー、スクワートルスクワート、アフリート、タイキシャトル。Aランクがボストンハーバー、アジュディケーティング、サクラバクシンオー。
 買ってはいけない種牡馬は、バブルガムフェロー、フォーティナイナー、フレンチデピュティ、アグネスデジタルといったところだ。

 ◇鹿島特別(土曜12R) 皐月賞の軍資金稼ぎに狙いたいレース。登録馬をみると、アフリート産駒(トムアウトランダー)、ボストンハーバー産駒(ピンククラウド、フミノパシフィック、リリーハーバー)が“買い”。フォーティナイナー産駒のテンザンモービルは“消し”である。

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