さて、今週は「年忘れ特別 C1(以下)」が浦和競馬場でおこなわれます。
本命は逃げ足の速いmisonoこと◎(4)トキノローズです。misonoはロンドンブーツの番組で「うち、うち」と自分のことを主張し、女性芸能人スポーツテストでは俊足ぶりを披露しており、好スタートから「うちが逃げんねん」とハナを主張し、快速を飛ばして逃げ切る戦法を取るトキノローズとそっくり!! そんなmisonoことトキノローズですが、前走では好スタートを切り、楽にハナを取れると思いきや、外から絡まれる苦しい展開。最後は脚が上がっていましたが、それでも4着に粘り込みました。今回も前走でハナ争いをしたアドマイヤアジナが出走してきますが、今回はアドマイヤアジナの方が内枠に入りました。これこそが今回のポイントです。では、なぜここがポイントかというと、前走はスタートでやや遅れたアドマイヤアジナでしたが、外枠だったこともあり、前が壁になることもなくハナを取りにいくことが出来ました。しかし、今回は2枠。スタートが速いタイプではないアドマイヤアジナが包まれる可能性があり、行きたくても行けない状態になる可能性があるからです。そうなればトキノローズの一人旅。楽に先頭に立って、逃げ切り濃厚です。また、本馬は1500m戦を2戦2勝と得意にしており、浦和競馬場は7戦5連対と相性の良い競馬場なので、今回は好走の条件が揃っています。
対抗は転入4戦目で実力発揮○(7)トーセンターボです。転入2戦目までは環境の変化等もあり、実力を発揮出来ていませんでしたが、転入3戦目の前走では、前に厳しい展開となり、後方にいた本馬にはもってこいの形となりましたが、展開に恵まれただけではなく、上がり3ハロンがメンバー最速の38秒1で、次点と0秒7差というキレのある末脚を繰り出しました。今回は転入4戦目で地方の水にも慣れ、実力を遺憾なく発揮します。そうなれば頭まであるでしょう。
▲は今年プチブレークしているブライアンズタイムの産駒(10)ダノンスプリームです。転入初戦ということもあり、実力がどこまで発揮出来るかがポイントとなってきますが、中央から園田へ移籍した際には、初戦から2着と実力を発揮しており、環境の変化に強いタイプで今回も初戦から勝負になってくるでしょう。堅実な末脚が武器のタイプで、距離は1500mくらいがベスト。今回が狙いどころです。
以下、レベルの高い門別競馬でAランククラスにいた△(1)アラベスクシーズ、堅実な走りが売りの(12)ドントキリシマまで。
◎(4)トキノローズ
○(7)トーセンターボ
▲(10)ダノンスプリーム
△(1)アラベスクシーズ
△(12)ドントキリシマ
買い目
【馬単】4点
(4)→(7)(10)(1)
(7)→(4)
【3連単】12点
(4)(7)→(4)(7)(10)→(4)(7)(10)(1)(12)
※出馬表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
なお、当コラムは番外編として12月29日(土)におこなわれる地方競馬の大一番「東京大賞典(GI)」の予想を12月28日(金)に公開致します。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代、大井競馬場で開かれた大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後、北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙へ入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えもあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。顔は馬面。現在はフリー