本命は、竹中直人がお笑いから俳優に転身し大成功したように、マイルからスプリント戦への路線変更が吉と出たフラットライナーズです。2、3歳時はマイル前後を主戦場としており、京浜盃(SII)で2着と重賞でも好走していましたが、マイル以上の距離では勝ち切れませんでした。昨年スプリント戦に路線変更をすると、前々走まで1200m戦以下では4戦負けなしと路線変更ズバリ。前々走の習志野きらっとスプリントでは、やや出遅れながらも積極的な競馬をし、ハナを取りに行ったにも関わらず、終いをしっかりとまとめて初重賞制覇。それも2着は中央の重賞戦線で活躍していたアドマイヤサガスだから評価できます。前走は勢いに乗って中央へ挑んだものの、芝スタートや芝からダートへの変わり目など、不慣れなコースで自分の競馬ができず大敗を喫しました。それでも敗因が明らかなだけに、自分の庭、船橋へ戻れば巻き返し必至です。
相手筆頭は、ケイアイユニコーン。昨年中央から道営に移籍しましたが、中央から道営に移籍するパターンは稀。地方競馬の中では高レベルな上、冬場は開催がないなど条件が厳しい為。それでも移籍から2連勝を飾り、実力の高さを見せました。前走は南関東移籍初戦だった上に、実績がないマイル戦で敗れましたが、今回は移籍2戦目と慣れが見込め、ベストのスプリント戦となれば上位争いに加わる可能性は高いでしょう。
▲はイセノラヴィソン。
以下、サウスビクトル、シンキングマシーンまで。
◎(2)フラットライナーズ
○(5)ケイアイユニコーン
▲(6)イセノラヴィソン
△(7)サウスビクトル
△(12)シンキングマシーン
買い目
【馬単】4点
(2)→(5)(6)(7)(12)
【3連複1頭軸流し】6点
(2)-(5)(6)(7)(12)
【3連単フォーメーション】9点
(2)→(5)(6)(7)→(5)(6)(7)(12)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。