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1日(日)はW重賞 宝塚記念 ズバリ的中の藤川京子の本命は

 宝塚記念が終わり、いよいよ夏競馬も本番。今週日曜は福島&函館でダブル重賞が組まれている。“夏は牝馬”ということで、本紙1面を託された女馬券師・藤川京子が強力プッシュするのはこの2頭。「第56回ラジオNIKKEI賞」(JpnIII 福島芝1800m 7月1日)は、芝では底を見せていないハイソサエティー。一方、「第14回函館スプリントS」(JpnIII 函館芝1200m)は連覇を狙うビーナスラインだ。
 ラジオNIKKEI賞は◎ハイソサエティーが重賞初制覇を飾ります。
 前走のエーデルワイスSは3歳馬同士の戦いでしたが、楽勝といえる内容。抜群のスタートから楽に先団に取りつくと、テンを主張する他馬を行かせて5番手の外めを追走。すんなり流れに乗り、自分の走りに徹することができました。手応えよく4角大外を回り勢いをつけられると、ジワジワと脚色を伸ばし、残り2Fを切ったところで力強く先頭。他馬を引き離し、2着馬に0秒2差をつけての完勝でした。キャリアはまだ5戦と浅いことを考えるとこれからどこまで強くなるのか、非常に楽しみな素材です。
 ここまで5戦3勝。芝で大崩れしたのは前々走のNHKマイルC7着だけですが(デビュー2戦目はダート)、その前々走は好スタートを決めた割に後ろに下げすぎてしまった感じ。それでも、4角大外を回って直線フラつきながら、0秒6差なら威張れる内容です。これまでのレースぶりを振り返ると、直線で少しモタれたり、手前のかえ方がぎこちなかったり…若馬のレースだなぁと思うところはたくさんあります。でも、そんな中で勝ち星を積み重ねてきているのには、短所を遥かに上回る才能があるからこそです。
 とくに際立っているのは、天下一品のスタートの速さ。その気になれば、この馬はきっといつでもハナを奪えることでしょう。
 多少、ムキになるところもありますが、鞍上がなだめると大抵は落ち着きを取り戻してうまく走ってくれますし、キャリアを積むごとに、だんだんそれも気にならなくなってきました。とにかく性格がまじめでひたむき。レースにいけば一生懸命走ってきます。
 そして、新馬戦で見せた勝負根性もセールスポイントのひとつ。いい感じで気の強さが闘志となって現れています。
 福島コースは初めてですが、今回は持ち前の先行力を生かせる絶好の3番枠。大型馬の割には、とても機敏で軽快な動きをする馬。そして何よりバテない。さらに、長くいい脚を使えますから、ロングスパートも可能です。絶対にこのコースは合うと思いますよ。
 肝心の状態も直前の坂路では50秒台。ラスト1Fも12秒を切ってきました。だんだん瞬発力が磨かれてきている感じですし、手に取るようにわかる成長しているのがうかがえます。血統からは距離が延びて良さそうなタイプ。さらに“上流階級”を目指します!
 さて、日曜日は函館でも重賞が組まれています。サマースプリントシリーズの第1弾・函館スプリントSは連覇を狙うビーナスラインが早々と現地に入厩して磐石の態勢。小回り向きの一瞬の切れ味を生かせれば、偉業達成も夢ではありません。

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