典型的な叩き良化型で、休み明け3戦の成績((7)(13)(7)着)は度外視して大丈夫。とくに、前走の飛騨Sは0秒4負けただけだし、この着差なら巻き返しは十分可能だ。
もちろん、実力もヒケは取らない。昨年の2回白河Sで現オープンのサチノスイーティーと小差2着の接戦を演じていることがその証明だ。次走の火打山特別は57.5kgのハンデを背負って圧勝しているように、破壊力はすごい。パワーの要求される荒れ馬場も、この馬には有利になる。
これだけ好走条件がそろっているだけに、一変して不思議はない。差し切りが決まる。
実績だけならアポロノサトリが最右翼。ただ、小回りの福島コースでは出遅れ癖が致命傷になる恐れがあり、対抗の評価が無難だろう。
台風の目は平坦巧者のテイエムロマンス。巻き返しが怖い。
ペニーホイッスルはじめ、△勢の食い込みも十分ある。