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一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(4/29) 天皇賞・春

◆京都11R 天皇賞・春

◎オルフェーヴル
○ウインバリアシオン
▲クレスコグランド
△ユニバーサルバンク
△トーセンジョーダン
△ヒルノダムール
△ローズキングダム

 「競馬に絶対はない」とは言われるものの、まともな競馬ならオルフェーヴルだ。前走での逸走→半馬身差2着は驚嘆すべき内容であり、現役最強馬の「茶髪の悪ガキ」を更なる高みに押し上げるものだった。展開の紛れやレース中のアクシデントがなければ一番強いのは間違いない。レースの焦点は2、3着争いに絞られる。ウイン、トーセン、ヒルノ、ローズあたりが候補となろうが、狙って面白い馬はクレスコグランドとユニバーサルバンクの2頭。前者は長期休養明けを使っての反動が唯一の心配材料だが、追い切りの動きを見る限り不安はない。手先の運びが軽くなっており、型どおりに良化している。3200mは初となるも、むしろ距離は延びた方がいいタイプ。折り合い面の不安も皆無。昨年のダービーではオルフェやウインに歯が立たなかったが、近走で勝負づけが済んでいる馬たちよりは一年前のその一戦だけしか手合せしていないクレスコの方に魅力を感じる。ユニバーサルは実績的にここでは荷が重いが、エンジンのかかりの遅いタイプであるため京都外回りコースは合う。無欲の後方待機策を取るようなら3着争いに加わってくる可能性がある。

【馬単】(18)→(12)
【3連単】フォーメーション(18)→(11)(12)→(7)(11)(12)(14)(15)(16)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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