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データインパクト 横山典騎手前編

 18日現在、JRAリーディングで3位につけている横山典弘騎手。例年、夏場は札幌で活躍する印象があるが、実際のところ、どの程度もうかる男なのだろうか? 2005〜2009年8月9日までのデータを基に、今週、来週と2回に分けて検証してみたい。まずは前編から。

 ◇札幌ダート巧者 横山典といえば、「ダートがうまい」というイメージがある。実際に調査したところ、05年以降のJRA全競馬場では、芝の複勝率37%に対し、ダートは42%。イメージ通りの結果が出た。
 さらに札幌に限定して調べると、その傾向は強化され、複勝率は芝39%に対し、ダートは48%。札幌ダートでの複勝馬券を買い続けた場合の収支を計算したところ、何と収支はプラスをキープ! この条件下で100戦以上していた騎手22人の中で単複収支がプラスだったのは1位松田、2位菊沢、3位岩田、4位横山典の4人だけ。5位的場になると回収率が一気に10%も落ちるので、彼らはまさに“札幌ダート四天王”と呼ぶにふさわしい存在だ。

 ◇狙いは重賞 クラス別で調べてみると、新馬戦は勝率8%と大不振。1番人気時は7戦5連対と一見好調に映るのだが、勝ったのは2回だけ。単勝1.4倍で2着、1.7倍で7着、1.6倍で2着など、当たり前に勝ってほしいオッズでコケてしまうことも…。人気が被ったときは疑ってかかりたい。
 逆に得意なのはオープン(重賞含む)。特に重賞に強く、集計期間中では06年エルムSのヒシアトラス(5人気)、07年キーンランドCのクーヴェルチュール(4人気)、08年札幌記念のタスカータソルテ(5人気)、08年札幌2歳Sのロジユニヴァース(1人気)と合計4勝を挙げている。札幌最多勝騎手の藤田(3勝)を抑え、堂々のトップである。
 単複収支も良く、オープン・重賞時の単勝回収率は150%と絶好調! 単勝や馬単、3連単の1着固定で勝負したいところだ。
 …ちなみに、ライバルともいえる藤田は札幌重賞の1番人気時は、3戦して(4)(11)(4)着と話にならない。重賞での横山典は“買い”だが、人気の藤田は“消し”としよう。

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