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一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(4/10) 桜花賞

◆阪神11R 桜花賞

◎ライステラス
○ホエールキャプチャ
▲ダンスファンタジア
△エーシンハーバー
△マルセリーナ
△デルマドゥルガー

 レーヴディソールのリタイアによりどの馬にもチャンスは広がったが、新興勢力に魅力的な馬もいないので、暮れの阪神JFの上位馬ホエールキャプチャ(2着)とライステラス(3着)の両関東馬を主軸に考えたい。実績的にはホエール優位だが、臨戦過程を考慮してライスから入る。栗東滞在のまま調整を続け、単走で行った最終追い切りは素軽さ満点の動き。万全といえる仕上がりだ。前々走・阪神JFでは、レースの流れからみて他馬と一緒に動かざるを得ない展開となり、終いが幾分甘くなっての3着。前走・チューリップ賞ではレーヴを意識しすぎて早めにハナに立つ競馬となっての2着。惜敗の分析ができている今回は仕掛けをワンテンポ遅らせて持ち前の末脚を生かすのが理想か。桜花賞を意識して2戦続けて同じ舞台でレースをしてきたのもプラス材料。阪神JFでのホエールとの着差は逆転可能だ。一方、ホエールも全くの馬なりのまま好時計でシャープな動きを見せた。おつりのないG1向けの仕上げで挑むとなれば、上位入線は堅いところだろう。他では、心身両面のパワーアップが顕著なダンスファンタジアが好勝負可能な位置に。これまでは強さと脆さが同居するような戦績だったが、前走後の放牧を経て気配がガラリと変わった。凄く落ち着いており、カイバ喰いも良好とのこと。母ダンスインザムードとの桜花賞2代制覇へムードは最高潮だ。3連単の穴にエーシンハーバー、マルセリーナ、デルマドゥルガーあたりを抑えておきたい。

【馬連】流し(13)軸(2)(4)(7)(8)(16)
【3連単】フォーメーション(4)(13)(16)→(4)(13)(16)→(2)(4)(7)(8)(13)(16)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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