「『情熱大陸』は文字通り、“情熱的”な人物を取り上げることで知られます。カメラはその人の私生活まで常に密着するようですね。その中で『思ったより情熱がなかった』ということで、取材中止になった人物もいるようです。一方で、作詞家でプロデューサーの秋元康氏に密着した時には、あまりのハードワークぶりにスタッフの方が参ってしまったそうです。こちらは『情熱がありすぎる』パターンですね」(放送作家) 尾畠さんの場合はもちろん「情熱がある」側には違いない。
「『情熱大陸』は誰もが知る有名な芸能人ばかりではなく、学者や文化人、アーティストといった一般的には無名な存在を取り上げることも多くあります。それこそスタッフの腕の見せ所といえますね。今回の尾畠さんの場合は、誰もが知る有名人ながら、知られざる一面も多い人ですので、かなり興味深い放送回となりました」(前出・同)
番組では、現在も大分県の自宅を訪れる人が絶えない様子も映し出されていた。尾畠さんブームは今しばらくは続くのかもしれない。