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橋本千春の勝馬ピックアップ!(11/11) 武蔵野S 他4鞍

☆東京11R「武蔵野ステークス」(ダ1600メートル)
 成長度の大きい3歳勢が狙い目。中でも、前走の秋嶺Sを圧勝し破竹の勢いで駒を進めてきたイジゲンに白羽の矢。課題のスタートをクリアすると、そのままマイペースの一人旅に持込み最後は0秒5差突き放すベストパフォーマンスを披露している。
 1分36秒6と勝ちタイムも優秀。追い込み馬が百八十度違う戦法で逃げ切ってしまったのだから恐れ入る。もちろん、実力がなければできない芸当だし、スケールの大きさをまざまざと見せつけた。ポテンシャルは優に重賞レベル。スタートさえ決めれば待望の初重賞制覇の可能性は高い。相手は、同じ3歳馬のナムラビクターと、ガンジス。
◎4イジゲン
○1ナムラビクター
▲14ガンジス
△10アドマイヤロイヤル、12ナムラタイタン

☆東京10R「ノベンバーステークス」(芝1800メートル)
 良血馬のサトノギャラント(母は名牝スティンガー)でもう一丁。皐月賞6着を持ち出すまでもなく、実力はオープン級。休み明け、古馬混合といったハンデをものともせず快勝した前走の六社特別は真骨頂。状態は一段と上昇中で上積みは大きい。ここはあくまで通過点に過ぎない。
◎3サトノギャラント
○9ラフォルジュルネ
▲11トーセンジャガー
△1ヒシカツジェームス、5エチゴイチエ

☆新潟11R「みちのくステークス」(芝1200メートル)
 遅れてきた大物、ミッドナイトクロスの勢いは止まらない。とにかく、前走の壬生特別勝ちが圧巻。約1年1か月間の長期ブランクを克服した驚きもさることながら、勝ちタイムは翌日の準オープン特別桂川Sより0秒6も速かったのだ。実力は相当高い。一気呵成に2連勝を達成する。相手は、一連の実績からボストンエンペラーと、アフォード。
◎12ミッドナイトクロス
○9ボストンエンペラー
▲2アフォード
△4ビラゴーティアラ、15コンサートレディ

☆京都11R「エリザベス女王杯」(芝2200メートル)
 桜花賞、オークス、秋華賞の牝馬3冠はすべて2着に終わったヴィルシーナ。たまたまジェンティルドンナ(史上4頭目の牝馬3冠達成)と同じ年に生まれたのが不運だった。しかし、今年の3歳牝馬は間違いなくレベルが高い。古馬とは初対決だが、斤量差2キロ(54キロ)のアドバンテージがあるし、宿敵ジェンティルドンナのいないこのメンバーならチャンスは十分だ。秋3戦目で状態もピークに近い。
 相手は早目に栗東入り、渾身の仕上げで挑む関東馬のホエールキャプチャ。台風の目は、絶好調のアカンサス。身上の鋭い決め手を生かせればアッと言わせるシーンがありそう。
◎12ヴィルシーナ
○11ホエールキャプチャ
▲2アカンサス
△7フミノイマージン、10オールザットジャズ

☆京都10R「アンドロメダS」(芝2000メートル)
 上がり馬のアドマイヤラクティに期待。前走の古都S勝ちはトップハンデ58キロを克服したものだから価値が高い。同時に、ひと夏越して格段にパワーアップの跡を印象付けている。休み明けを1度使って上積みは大きいし、ハンデ56キロも2連勝を後押しする。
◎11アドマイヤラクティ
○9ダノンバラード
▲1メイショウウズシオ
△3アドマイヤメジャー、8ロードオブザリング

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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