◎ロードカナロア
○グランプリエンゼル
▲ダノンフェアリー
△エーシンヴァーゴウ
△キョウワマグナム
△スギノエンデバー
△サンダルフォン
芝6F戦で5戦5勝のロードカナロアが絶対的な主役。新馬快勝直後の1600、1400m戦で2着に敗れはしたものの、1200m戦はパーフェクト。京阪杯優勝以来2か月ぶりの実戦となるが、1週前には坂路4F50秒1の猛時計をマーク、「筋肉の付き方が変わってきた」と肉体面の成長が著しく仕上がりも万全。自在性のあるレースセンスの良さに加えて道悪競馬も不問なタイプ。500キロ級の馬格から初めて背負う57キロも全く心配ないだろう。メンバーを見渡しても連軸としてはこの馬以上の馬が見当たらない。鉄板級だろう。相手には、同じ京阪杯組からグランプリエンゼルを。京阪杯と同斤の54キロで出走できる点は強みで、好位から終い伸びるようないつもの競馬で上位進出してくるだろう。ロードと同じようにスプリント能力に長けたダノンフェアリーが単穴。突き抜ける、そこまでは行かないにしても未勝利から4連勝で一気のOP入りは素質なくしてはなかなかできないもの。ここで壁に当たるかもしれないが魅力は十分。以下、牝馬としては酷量ともいえる56.5キロでも実績最上位のエーシンヴァーゴウ、ロードに連敗中もいずれも僅差に頑張っているキョウワマグナム、安定味のあるスギノエンデバー、9歳馬ながら未だ衰えの感じさせないサンダルフォンあたりを抑えに。
【馬連】流し(7)軸(1)(2)(3)(5)(8)(14)
【3連単】フォーメーション(7)→(8)(14)→(1)(2)(3)(5)(8)(14)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。