まず、1つ目の不満は「TENGAで働いてるくらいなんだから、誰でもヤらせてくれるんでしょ?」と聞いてくる男性が多いことだ。
工藤さんは「性的な話をする女=ヤれる女って思われるんですよね」と口にする。これを聞いた古舘伊知郎は「ホント男って馬鹿。ヤれるかヤれないかの二元論ですぐ見ようとするってことでしょ?」と2人の気持ちに共感を示すが、坂上忍に「でも、気持ちはわかるんじゃないですか?」とツッコまれ、古舘は「わかるだけに気をつけないと」と自分を戒めていた。
次に、「TENGAに就職する時、親や彼氏になんて言ったの?」とよく聞かれることも不満らしい。
西野さんは「うちの会社は身体障がいがあって(男性器を)握れない方に(自慰行為をするための)補助器具を提供してる素敵な会社」と説明。アダルトグッズの会社と聞くとあまり良い印象はないが、社会貢献にも積極的に取り組む素敵な会社だと胸を張った。
最後は、「職場でエロい雰囲気にはならない?」という質問。
西野さんは「なるわけがない。プライベートでいやらしい話とかあると、男女の雰囲気が生まれると思うんですけど、仕事でずっとやってると本当仕事になっちゃうんですよね」と仕事中は常にエロい話をしているため、そういう雰囲気にはならないと語った。
日本は性教育が著しく遅れているとよく言われる。積極的かつ前向きに性について語る西野さんや工藤さんのような女性こそ、日本の性教育の意識を高めるために、必要な存在なのかもしれない。